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【ポケカ環境】2024年5月最強デッキランキング・最新Tier表

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ポケカ2024年5月環境デッキTier(ティア)表

環境とは、現在よく使われているカード・デッキや、それによって形成されるおおまかな試合傾向などのこと。「メタゲーム」とも呼ばれます。

各デッキの解説は後述します。

「Tier(ティア)」とは、デッキの強さや人気度に基づいて、ランク分けされたレベルのことを指します。当サイトでは、「公式大型大会」「シティリーグ」「ジムバトル」「非公認大会」などの強さ・使用率を合わせて独自に調査し、「注目すべきデッキ」として区分しています。

  • Tier1
    現環境でトップの最も強力なデッキ。
    多少の不利対面なら突破できるカードパワーを持っています。
  • Tier2
    Tier1と互角に戦えるデッキ。
    Tier1ほどの使用率ではありませんが大会入賞実績も多く、十分なデッキパワーを誇ります。
  • Tier3
    Tier1、Tier2と比べると不利対面の多さやデッキパワー不足などが挙げられますが、独自の強みを持ったデッキです。
  • Tier4
    Tier3より使用率の低いデッキです。

ポケカ2024年5月環境最強デッキランキング

順位デッキ名
1位ドラパルトex
2位ルギアVSTAR
3位悪リザードンex
4位ロストギラティナ
5位ロストバレット
6位パオジアンex
7位未来バレット
8位カビゴンLO
9位サーナイトex
10位サーフゴーex
デッキランキングの評価基準

Tier表や「公式大型大会」「シティリーグ」「ジムバトル」「非公認大会」の使用率から当サイト独自に調査し、順位付けしています。

≫その他の優勝デッキ一覧はこちら

「ポケカ環境」メタゲーム解説・環境への影響

2024年5月ポケカ環境は、2024年4月26日(金)に『変幻の仮面』が発売したことで大きく変化しました。

変幻の仮面環境でのTier1は新たに収録された【ドラパルトex】デッキです。

【ドラパルトex】は、【悪リザードンex】や【パオジアンex】などの2進化デッキに有利なミッドレンジのデッキです。

また、「ネイティオ型」が主流ですが、《悪リザードンex》や《ピジョットex》を採用した型もあり、構築の自由度が高いのが特徴です。

Tier2に、《レガシーエネルギー》によって強化された【ルギアVSTAR】が上昇しました。

【ルギアVSTAR】に、《テツノイバラex》対策として《ハバタクカミ》の採用や、新弾の《オーガポンいどのめんex》を採用したデッキも見られます。

また、【ドラパルトex】対策としてHP70の《チラーミィ》を採用したデッキが増えています。

《ドラパルトex》は、ベンチポケモンにダメカンを6個乗せてくるため、HP60だと一撃できぜつさせられてしまうためです。

Tier3帯の【ロストギラティナ】には、《ガチクマアカツキex》の採用が主流となっており、【ルギアVSTAR】対策として《改造ハンマー》の採用も増えています。

また、《アンフェアスタンプ》からの《ボスの指令》か、《アクロマの実験》からの《プライムキャッチャー》のどちらかの型に分かれています。

同じくTier3の【ロストバレット】は、変わらず《ガチグマアカツキex》や《テツノイバラex》、《トドロクツキex》などの採用が主流になっています。

《テツノイバラex》カード画像

それ以外にも、《ミュウex》や新弾の《オーガポンいしずえのめんex》、《シークレットボックス》などを採用した構築も見られます。

スタンダードレギュレーションで使用できるカード

現在使用できるのは、カードの左下に表示されたレギュレーションマークに、F・G・Hと書かれたカードです。

2024年1月26日からEレギュレーションのカードが「スタンダードレギュレーション」では使えなくなります。

2022/7/15に『ロストアビス』が発売され、「ロストゾーン」が復活

ポケカ新弾デッキ

既存のデッキにも新カードが採用されていますので、今後の環境の動きに注目です。

直近の公式大型大会結果

2024年12月23~24日「CL2024京都」大会結果

順位デッキ
優勝【ロストバレット】
準優勝【トドロクツキex】
ベスト4【サーフゴー/パルキア】※デッキレシピ不明
【ミュウVMAX】※デッキレシピ不明
ベスト8【アルセウス/ゼラオラ/そらをとぶピカチュウ】
【テツノブジンex/れんげきウーラオスVMAX】
【ロストギラティナ】

【悪リザードンex】※デッキレシピ不明
ベスト16【悪リザードンex】
【悪リザードンex】
【ロストギラティナ】
【アルセウスギラティナVSTAR】
【サーナイトex】
【サーナイトex】

【ロストギラティナ】※デッキレシピ不明
【悪リザードンex】※デッキレシピ不明
DAY2のデッキ

2024年9月9~10日「ポケモンカード CL2024横浜」大会結果

順位デッキ
優勝【ミライドンex】
準優勝【白ルギアVSTAR】
ベスト4【サーナイトex】
【れんげきウーラオス/インテレオン】
ベスト8【サーナイトex】
【悪リザードンex】
【白ルギアVSTAR】
判明次第追記
ベスト16【パオジアンex】
【サーナイトex】※デッキレシピ不明
【ロストヌメルゴン】
【サーナイトex】
【パオジアンex】
【ロストギラティナ】
判明次第追記
DAY2のデッキ

2024年8月11~13日「ポケモンカード WCS2023(世界大会)」大会結果

順位デッキ
優勝【ミュウVMAX】
準優勝【サーナイトex】
ベスト4【ロストギラティナ】
【ミュウVMAX】
ベスト8
マスターリーグ

2024年6月10~11日「ポケモンカード JCS2023」大会結果

順位デッキ
優勝ミュウVMAX
準優勝サーナイトex
ベスト4ミュウVMAX
ロストギラティナ
ベスト8ロストバレット
他不明
ベスト16サーナイトex
ミライドンex
他不明
DAY2のデッキ

≫過去の大型大会の結果・デッキレシピはこちら

ポケカ環境1位:【ドラパルトex】デッキ

レギュH
特徴「ドラゴン」タイプ /テラスタル
主要カード《ドラパルトex》
《ドロンチ》
《ドラメシヤ》
《ネイティオ》
弱点タイプ弱点なし

【ドラパルトex】は、2024年4月26日(金)発売の『変幻の仮面』にて登場し、一気にポケカ環境上位に。

発売と同時に、環境で活躍しており《ドラパルトex》が高騰しています。

《ドラパルトex》は、HP320の2進化ポケモンで、ワザ「ファントムダイブ」による「200ダメージ+ベンチへのダメカン6個ばら撒き」が強力です。

ワザ「ファントムダイブ」は、ダメカンを乗せれる分200ダメージと少なめですが、《ロトムV》や《ネオラントV》を気絶させつつ、相手ベンチのアタッカーポケモンにダメカンをばら撒けるのが強みです。

また、相手が高HPポケモンの場合は2回攻撃が基本となりますが、通ればバトルポケモンを気絶させつつ、相手のベンチにも12個のダメカンをばら撒くことが可能です。

現環境では「ネイティオ型」が主流ですが、《悪リザードンex》や《ピジョットex》を採用した型もあり、構築の自由度が高いのが特徴です。

「ネイティオ型」ドラパルトex
デッキレシピコード:9ngiHn-DVcGYh-nQgNgg

《ネイティオ》の特性「アカシックセンス」で超エネルギーをつけながら、ドローしていきます。
また、《シャリタツ》と《ネオラントV》でサポートをサーチし、《かがやくフーディン》の特性「ペインスプーン」で相手のダメカンを調節も可能です。

「悪リザードンex型」ドラパルトex
デッキレシピコード:ppyyS2-eBav7w-2SSpyM
「ピジョットex型」ドラパルトex
デッキレシピコード:4cYKc4-Ik0bc2-888xJc

ポケカ環境2位:【ルギアVSTAR】デッキ

レギュF
特徴「無色」タイプ
主要カード《ルギアVSTAR》
《アーケオス》
《カビゴン》(へいきなしぼう)
《ミュウex》
《チラチーノ》
《ギフトエネルギー》
弱点「雷」タイプ弱点

《ルギアVSTAR》の特性「アッセンブルスター」でトラッシュから《アーケオス》をベンチに出し、《アーケオス》の特性「プライマルターボ」で、山札から特殊エネルギー2枚を自分のポケモンにつけデッキです。

2024年1月26日発売の拡張パック『ワイルドフォース』で登場した《チラチーノ》をアタッカーとして採用した【白ルギア】デッキが多くなっています。

《チラチーノ》のワザ「スペシャルころころ」は、自身についている特殊エネルギーの数×70ダメージ与えることができ、特殊エネルギーを容易につけられる《アーケオス》と相性が良いです。

同じく、拡張パック『ワイルドフォース』に収録された特殊エネルギー《ミストエネルギー》が採用されており、つけているポケモンは相手のワザの効果を受けなくなります。

【ルギアVSTAR】には、ACE SPEC「サバイブギプス型」「マスターボール型」「プライムキャッチャー型」の3種類があり、現環境では「サバイブギプス型」が多いです。

「サバイブギプス型」ルギアVSTAR
「サバイブギプス型」ルギアVSTARデッキレシピ
デッキレシピコード:LHHLHN-KwJa6q-QnHgLg

アタッカーである《チラチーノ》のHPが110と低いため、《サバイブギプス》をつけることで相手の攻撃を一度耐えることができます。

「マスターボール型」ルギアVSTAR
「マスターボール型」ルギアVSTARデッキレシピ
デッキレシピコード:5v5FFk-qAJqMF-kb5VV5

【ルギアVSTAR】デッキは、《ルギアVSTAR》を展開しつつ《アーケオス》をトラッシュに落とす必要があるため、動きを安定させるために《マスターボール》が採用されています。

「プライムキャッチャー型」ルギアVSTAR
「プライムキャッチャー型」ルギアVSTARデッキレシピ
デッキレシピコード:DY48Jx-bD4AS4-K4cc44

【ルギアVSTAR】の主な対策は、《シンオウ神殿》で特殊エネルギーの効果をなくし、ただの無色1個分にすることです。

特殊エネルギーを多く使用するため大変有効です。

ポケカ環境3位:【悪リザードンex】デッキ

レギュG
特徴「悪」、「炎」タイプ /悪テラスタル
主要カード《リザードンex》(悪テラスタル)
《ふしぎなアメ》
弱点「草」、「水」タイプ弱点

2023年7月28日発売の『黒炎の支配者』にて登場し、一気にポケカ環境上位に。

《悪リザードンex》は、HPが330と高く、特性でエネルギー3枚加速しつつ、最大火力330ダメージを出せる強力なカードです。

《悪リザードンex》の特性「れんごくしはい」は、進化時に山札から基本炎エネルギー3枚を場のポケモンに好きなようにつけることができる強力な効果を持ち、進化した時点で序盤から速攻で攻撃していくことが可能です。

【悪リザードンex】には、主に「ピジョットex型」と「ビーダル型」の2種類があり、現環境では「ピジョットex型」が人気です。

「ピジョットex型」悪リザードンex
「ピジョットex型」悪リザードンexデッキレシピ
デッキレシピコード:5kVffv-vIt98w-kkFd5F

《ピジョットex》の特性「マッハサーチ」で、毎ターンデッキから好きなカードを1枚サーチする強力な効果を使用していきます。

それにより、《ボスの指令》や《ふしぎなアメ》、「ACE SPEC」を欲しいタイミングで持って来れるため、有利に戦うことが可能です。

「ビーダル型」悪リザードンex
「ビーダル型」悪リザードンexデッキレシピ
デッキレシピコード:48Yxc8-NQk3FM-4JGDcx

《ビーダル》の特性「はたらくまえば」と《ホシガリス》の特性「すあなにかくす」の手札を山札に戻してからドローするコンボが強力なデッキです。

欲しいカードを必ず持って来れる訳ではないですが、常に手札が潤沢にあるため、安定性に長けています。

どちらの型にも、《森の封印石》をつけるために《ピジョットV》《ロトムV》が1枚採用されており、それぞれメリットが異なります。

  • 《ピジョットV》:《森の封印石》使用後に特性「きえさるつばさ」で山札に戻ることができます。気絶させられるとサイドを2枚とられるため、デッキに戻ることで負け筋を減らせます。
  • 《ロトムV》:特性「そくせいじゅうでん」で自分の番が終わってしまいますが、3ドローすることができます。

また、ACE SPECの《マキシマムベルト》や《ヒーローマント》、《プライムキャッチャー》などどれを入れても強力で、プレイヤーの好みで入れることが可能です。

ポケカ環境4位:【ロストギラティナVSTAR】デッキ

レギュF
特徴「ドラゴン」タイプ / コンボ / ロストゾーン
主要カード《ギラティナVSTAR》
《キュワワー》(はなえらび)
《ウッウ》(おとぼけスピット)
《ミラージュゲート》
《アクロマの実験》
弱点タイプ弱点なし
《キュワワー》に対するベンチ狙撃

《ギラティナVSTAR》を主軸とした、「ロストゾーン」を活用するデッキタイプです。

《キュワワー》の特性「はなえらび」や《アクロマの実験》などでロストゾーンを溜め、ロストゾーンが7枚以上になったとき、《ミラージュゲート》でエネ加速します。

《ギラティナVSTAR》のワザ「ロストインパクト」での280ダメージや、VSTARパワーの「スターレクイエム」でどんな相手でも気絶させられるのが強力です。

【ロストギラティナVSTAR】は、《キュワワー》などでロストゾーンにカードをためて「スターレクイエム」使用する速度を重視しており、非ルールポケモンの《ウッウ》や《ヤミラミ》もサブアタッカーとして無駄なく採用できる点が強みです。

【悪リザードンex】デッキ対策として、《テツノイサハex》を採用した型が多くなっています。

「テツノイサハ採用型」ロストギラティナ
「テツノイサハ採用型」ロストギラティナデッキレシピ
デッキレシピコード:FvV5VF-XAj1gc-kkFFv5

《テツノイサハex》で相手の《悪リザードンex》を弱点一撃できぜつさせることが可能です。

【ロストギラティナ】の主な対策は、ベンチのHPの低い《キュワワー》《ヤミラミ》《かがやくゲッコウガ》のワザ「げっこうしゅりけん」で倒すことです。

また、ドロー性能が高いため、《ナンジャモ》《ジャッジマン》で相手の手札を減らすのも有効です。

ポケカ環境5位:【ロストバレット|LTB】デッキ

レギュF
特徴「超」「水」タイプ / ロストゾーン / ダメカンばら撒き / 非ルール
主要カード《ウッウ》(おとぼけスピット)
《キュワワー》(はなえらび)
《ヤミラミ》(ロストマイン)
《ミラージュゲート》
《アクロマの実験》
弱点「悪」「雷」タイプ弱点

たねポケモンを主体とした、ロストゾーンを活用するデッキ

《キュワワー》の特性「はなえらび」や《アクロマの実験》などでロストゾーンを溜め、ロストゾーンが7枚以上になったとき、《ミラージュゲート》でエネ加速します。

以下のような様々なアタッカーを採用しており、相手によって出すポケモンを選んで戦っていきます。

  • 《ウッウ》:特性「ロストプロバイド」により、エネルギーなしで110ダメージを与えていくことが可能です。
  • 《トドロクツキex》:ワザ「くるいえぐる」で相手を強制きぜつさせます。これにより高HPポケモンに対しての火力不足が解決しました。
  • 《テツノカイナex》:ワザ「ごっつあんプリファイ」で相手をきぜつさせると、サイドを1枚多く取ることが可能です。
  • 《ヤミラミ》:ロストゾーン10枚以上で使えるワザ「ロストマイン」で、ダメカン12個を相手ポケモンに好きなように乗せます。
  • 《かがやくゲッコウガ》:特性「かくしふだ」でドローソースにもなり、ワザ「げっこうしゅりけん」でベンチ狙撃も可能です。このカードを採用した型を「青ロスト」とも呼びます。
  • 《かがやくリザードン》:相手がサイドを取っているほど少ないエネルギーでワザを打つことができます。最大1エネで250ダメージ与えることが可能です。このカードを採用した型を「赤ロスト」とも呼びます。

現環境では、2024年3月22日発売の強化拡張パック『クリムゾンヘイズ』に収録された《アカツキガチグマex》や《トドロクツキex》、《テツノカイナex》を採用した型が増えています。

「アカツキガチグマex型」ロストバレット
「アカツキガチグマex型」ロストバレットデッキレシピ
デッキレシピコード:iLLHgL-vt7p8y-HHnQ9g

相手の大型ポケモンを《トドロクツキex》のワザ「くるいえぐる」で強制気絶させ《テツノカイナex》でサイドレースを有利に進めます。

また、相手の《テツノカイナex》のカウンター手段として《アカツキガチグマex》が採用されています。

ポケカ環境6位:【パオジアンex】デッキ

レギュG
特徴「水」タイプ
主要カード《パオジアンex》
《セグレイブ》
《かがやくゲッコウガ》
《カイ》
《スーパーエネルギー回収》
《プライムキャッチャー》
弱点「鋼」タイプ弱点
《ハバタクカミ》による特性封じ

《パオジアンex》の特性「わななくれいき」で山札から《基本水エネルギー》を手札に加え、《セグレイブ》の特性「きょくていおん」で自分の場のポケモンに何枚でも付けて、攻撃していくデッキです。

また、トラッシュのエネルギーは《スーパーエネルギー回収》で手札に加えることができます。

2024年1月26日の拡張パック『ワイルドフォース』『サイバージャッジ』発売とHレギュ変更によってさらに強化されました

これまでは《クロススイッチャー》で相手の《マナフィ》をバトル場へ持ってきていましたが、現在は《プライムキャッチャー》の1枚採用で済むようになりました。

また、《頂への雪道》がレギュ落ちしたことで《パオジアンex》の特性を安定して使えるようになりましたが、バトルポケモンの特性を使えなくする《ハバタクカミ》が採用されているデッキもあるため油断できません。

現ポケカ環境では、《テツノカイナex》を採用した型が多くなっています。

「テツノカイナex採用型」パオジアンex
「テツノカイナex採用型」パオジアンexデッキレシピ
デッキレシピコード:2X2pMS-g77mX5-SXXXyp

【パオジアンex】の主な対策は、《ハバタクカミ》で《パオジアンex》の特性「わななくれいき」を使えなくすることです。

また、手札からのエネ加速手段である《セグレイブ》を優先的に倒しましょう。

ポケカ環境7位:【未来バレット】デッキ

レギュH
特徴「ドラゴン」「雷」「超」タイプ / 非エクアタッカー / 全体バフ
主要カード《ミライドン》(アクセルピーク)
《テツノカシラex》
《テツノカイナex》
《テクノレーダー》
《ブーストエナジー未来》
《リブートポッド》
弱点《崩れたスタジアム》によるベンチ圧迫

2024年1月26日発売のポケモンカード『サイバージャッジ』で登場した新しいデッキタイプです。

「未来」を持ったポケモンを中心とし、「未来」専用カードである《リブートポッド》や《ブーストエナジー未来》を使用するデッキです。

様々な「未来」ポケモンの火力を《テツノカシラex》の特性「コバルトコマンド」で上昇させて戦っていきます。

  • 《テツノカシラex》:特性「コバルトコマンド」で「未来」ポケモンが与えるダメージを+20。複数体並べることでさらに火力を上げることも。
  • 《ミライドン》:序盤はワザ「アクセルピーク」で味方全体をエネ加速でき、ワザ「スパーキングアタック」を使用することで非エクアタッカーとして運用可能。
  • 《テツノカイナex》:ワザ「ごっつあんプリファイ」できぜつさせるとサイドを1枚多く取ることができる。《テツノカシラex》の特性で火力が上がるため、相手が非エクデッキであってもサイドレースを有利に進めることが可能。
  • 《テツノカイナ》:ワザ「ちょうごうきんハンド」で、相手が「ポケモンex・V」であれば160ダメージを与えられる非エクアタッカー
  • 《テツノブジンex》:特性「タキオンビット」により、ベンチからバトル場に出ると相手のバトルポケモンにダメカンを2個乗せることができる。
  • 《テツノブジン》:ワザ「ジェミニレーザー」で20打点のベンチ狙撃が可能。ベンチ狙撃の場合は《テツノカシラex》の特性で火力が上がらないので注意。
  • 《テツノイサハex》:特製「ラピッドバーニア」で奇襲ができ、《悪リザードンex》を1撃できぜつさせることが可能。

強化拡張パック『クリムゾンヘイズ』収録の《テツノイバラex》が新たに採用されたことでコントロール寄りの展開も可能になりました。

《テツノイバラex》カード画像

「テツノイバラex採用型」未来バレット
「テツノイバラex採用型」未来バレットデッキレシピ
デッキレシピコード:X2yp3y-8R9ONa-pSpMS2

ポケカ環境8位:【カビゴンLO】デッキ

レギュF
特徴ライブラリアウト(デッキ破壊)
主要カード《カビゴン》(とおせんぼ)
《ミミッキュ》(しんぴのまもり)
《ロトムV》
《ピジョットV》
《野盗三姉妹》
《やまびこホーン》
弱点ポケモンの入れ替え
特性メタ
LOとは

LOとは英語で「library out(ライブラリーアウト)」の略称で、カードゲームでは山札が切れることを意味しています。
ポケカでは、自身のターン開始時に山札が0枚で、最初のドローができない場合は負けになります。そのため、相手の山札切れを狙って特殊勝利を狙うデッキタイプは「○○LO」と呼ばれます。

【カビゴンLO】デッキで狙うことは以下の2つです。

  • 相手の山札を0枚にする。
  • 相手のバトル場のポケモンを動けなくする。

バトル場の《ミミッキュ》の特性「しんぴのまもり」で相手の盤面展開を妨害しつつ、《ピジョットV》の特性「きえさるつばさ」で自分は山札切れにならないような状況を作り出します。

また、【カビゴンLO】は相手を詰ませることを狙いとしているため、相手のグッズをトラッシュに送る《野盗三姉妹》やベンチの枠を埋める《やまびこホーン》などを採用しています。

【カビゴンLO】は相手を詰ませる特殊なデッキであるため、対策を頭に入れておくことが重要です。

ポケカ環境9位:【サーナイトex】デッキ

レギュG
特徴「超」タイプ
主要カード《サーナイトex》
《キルリア》(リファイン)
《ミミッキュ》(しんぴのまもり)
《ハバタクカミ》(あんやのはばたき)
《フワンテ》(バルーンボム)
《サケブシッポ》(ほえさけぶ)
《ヒーローマント》
《ふしぎなアメ》
弱点「悪」タイプ

《サーナイトex》の特性「サイコエンブレイス」で、以下のような様々なポケモンにトラッシュから何枚でも超エネルギーをつけ、相手に合わせて選び攻撃していくデッキです。

《フワンテ》カード画像
《ミミッキュ》カード画像
《ハバタクカミ》カード画像
  • 《ミミッキュ》:特性「しんぴのまもり」で「ポケモンex・V」からダメージ受けないため、こちらの展開を進める時間を稼ぐことができます。
  • 《ハバタクカミ》:バトル場にいるとき、特性「あんやのはばたき」で相手のバトルポケモンの特性を使えなくします。
  • 《フワンテ》:ワザ「バルーンボム」で自身についているダメカンの数が多いほど相手にダメージを与えます。エネ加速しつつダメカンを乗せる《サーナイトex》と相性がとても良いです。
  • 《サケブシッポ》:ワザ「ほえさけぶ」で相手のポケモン1匹に、自身のダメカンの数×20ダメージ与えます。

《なかよしポフィン》で《ラルトス》や《ミミッキュ》、《フワンテ》をサーチできるため展開の安定性が増しました。

現環境では、ACE SPEC「アンフェアスタンプ型」と「ヒーロマント型」の2種類があります。

「アンフェアスタンプ型」サーナイトex
「アンフェアスタンプ型」サーナイトexデッキレシピ
デッキレシピコード:yR2ySp-kGIzow-2yppMS

《アンフェアスタンプ》で捲り性能がアップしています。

「ヒーロマント型」サーナイトex
デッキレシピコード:Ycc484-AgKHpg-YxY8Gx

《フワンテ》に《ヒーローマント》や《ゴージャスマント》をつけることでHPを上げ、さらに多くのダメカンを乗せることで、高火力を出すことが可能です。

ポケカ環境10位:【サーフゴーex】デッキ

  • 火力
    5
  • 展開速度
    3
  • 構築自由度
    3
  • エネ加速しやすさ
    2
  • 難易度
    4
レギュG
特徴「鋼」タイプ/ダメージ青天井
主要カード《サーフゴーex》
《オリジンパルキアVSTAR》
《ハッサム》(パニッシュシザー)
《スーパーエネルギー回収》
《大地の器》
《なかよしポフィン》
《暗号マニアの解読》
弱点「炎」タイプ

2023年9月22日(金)に発売した強化拡張パック『レイジングサーフ』に収録された新規カード《サーフゴーex》をメインアタッカーとしたデッキです。

《サーフゴーex》のワザ「ゴールドラッシュ」は、手札から基本エネルギーを好きなだけ捨てて、捨てた分だけ×50ダメージを相手のポケモンに与えられます。

ワザ「ゴールドラッシュ」を駆使することで、相手の大型ポケモンを一撃できぜつさせ、一気にサイドを取りながら勝利を目指すコンセプトのデッキとなります。

《大地の器》によって、手札のエネルギーを増やす手段が増えました

最近では、《ハッサム》を非エクアタッカーに採用した構築が増えています。《ハッサム》のワザ「バニッシュシザー」は、相手の場の特性を持つポケモンの数×50ダメージを追加する強力な効果です。

2024年1月26日の拡張パック『ワイルドフォース』『サイバージャッジ』発売とHレギュ変更によってさらに強化されました

新弾の《なかよしポフィン》の登場で、進化元である《コレクレー》や《ストライク》の展開力が格段に上がりました。

また、《暗号マニアの解読》が採用されており、山札から好きなカードを2枚山札の上におくことができます。

《暗号マニアの解読》使用後に、バトル場の《サーフゴーex》の特性「ボーナスコイン」を使うことで、実質山札から好きなカードを2枚サーチすることになります。

【サーフゴーex】の主な対策は、《ハバタクカミ》で特性の「ボーナスコイン」を使用させないことです。

デッキの展開力が特性に依存しているため、非常に効果的な対策です。

【闘ゲッコウガex】デッキ

レギュH
特徴ミッドレンジ
主要カード《闘ゲッコウガex》
《ピジョットex》
弱点「超」タイプ弱点

《闘ゲッコウガex》のワザ「しのびのやいば」は、1エネで170ダメージ与えることができ、デッキから好きなカードを1枚サーチできる強力な効果を持ちます。

《ビーダル》や《ピジョットex》と組み合わせることでより安定感が増したデッキです。

強化拡張パック『クリムゾンヘイズ』に収録されたばかりであるため、人により構築が様々です。

【闘ゲッコウガex】サンプルデッキ
【闘ゲッコウガex】サンプルデッキ
デッキレシピコード:nggHLH-CDC5W8-QNQQHQ
【闘ゲッコウガex】サンプルデッキリザードン
デッキレシピコード:pSMSEp-oCAMSq-22MyE2

【アルセウスギラティナ】デッキ

レギュF
特徴なんでもサーチ / エネ付け替え
主要カード《アルセウスVSTAR》
《ギラティナVSTAR》
弱点特性・ワザロック

《アルセウスVSTAR》のワザ「トリニティノヴァ」で《ギラティナVSTAR》にエネ加速して戦っていくデッキです。

ドローソースに《ビッパ》(はたらくまえば)を採用することが多く、《アルセウスVSTAR》の特性「スターバース」で好きなカードを2枚山札から持ってくることも可能です。

【悪リザードンex】のメタカードとして《テツノイサハex》の採用も多くなっています。

【タケルライコex】デッキ

レギュH
特徴「ドラゴン」「闘」タイプ / 青天井ワザ / 非エクサブアタッカー
主要カード《タケルライコex》
《スナノケガワex》
《コライドン》(げんせいれんだ)
《大地の器》
《ブーストエナジー古代》
《オーリム博士の気迫》
弱点タイプ弱点なし

2024年1月26日発売の拡張パック『ワイルドフォース』で登場した新しいデッキタイプです。

《タケルライコex》の青天井ワザ「きょくらいごう」で大型ポケモンを一撃で倒していくデッキです。

序盤は非エク《コライドン》のワザ「げんせいらんだ」による最大180打点で攻撃していき、中盤からは《スナノケガワex》の特性「じりょくきゅうしゅう」でエネを貯めてきます。

中盤から後半にかけては、《オーリム博士の気迫》や《大地の器》でさらにエネ加速しつつ、《タケルライコex》で大型ポケモンを狙っていきましょう。

【古代バレット】デッキ

レギュH
特徴「ドラゴン」「悪」「超」タイプ / 非エクアタッカー / 特性ロック
主要カード《コライドン》(げんせいれんだ)
《トドロクツキ》(あだうちやばね)
《ハバタクカミ》(あんやのはばたき)
《チヲハウハネ》(ねっしょうどとう)
《トドロクツキex》
《ブーストエナジー古代》

2024年1月26日発売の拡張パック『ワイルドフォース』で登場した新しいデッキタイプです。

「古代」ポケモンを中心とし、《覚醒のドラム》や《オーリム博士の気迫》などの「古代」専用カードを使用して戦うデッキです。

《ハバタクカミ》の特性「あんやのはばたき」で相手のバトルポケモンの特性を使えなくして妨害しつつ、非エク《コライドン》や《トドロクツキ》で攻撃していきます。

  • 《コライドン》:ワザ「げんせいらんだ」で自分の場の「古代」ポケモンの数ダメージを上昇させ、最大180ダメージ与えることができる。
  • 《トドロクツキ》:ワザ「あだうちやばね」で自分のトラッシュの「古代」カードの数ダメージを上昇させてダメージを与える。ほとんどのデッキで「古代」カードが約30枚程採用。
  • 《トドロクツキex》:ワザ「くるいえぐる」で相手のHPの高いポケモンを強制気絶させていく。

【イダイナキバLO】デッキ

レギュF
特徴ライブラリアウト(デッキ破壊)
主要カード《イダイナキバ》(じばんほうかい)
《ミミッキュ》(しんぴのまもり)
《ピジョットV》
《かがやくゲッコウガ》
《オーリム博士の気迫》
《探検家の先導》
《大地の器》
弱点ポケモンの入れ替え

2024年1月26日発売の拡張パック『ワイルドフォース』で登場した新しいデッキタイプです。

《イダイナキバ》のワザ「じばんほうかい」で相手の山札をトラッシュしていきます。攻撃するターンにサポートを使っていた場合は、4枚トラッシュすることが可能です。

《ポケギア3.0》で《オーリム博士の気迫》などのサポートをサーチしつつエネ加速していきます。

【ミライドンex】デッキ

  • 火力
    3
  • 展開速度
    4
  • 構築自由度
    3
  • ベンチ展開
    5
  • 難易度
    3
レギュG
特徴「雷」タイプ
主要カード《ミライドンex》
《ライチュウV》
《テツノカイナex》
《エレキジェネレーター》
弱点「闘」タイプ
《頂への雪道》による特性ロック

【ミライドンex】デッキは、《ミライドンex》の特性「タンデムユニット」でベンチに様々な雷たねポケモンを大量展開し、《エレキジェネレーター》でエネルギー加速して攻撃していくアグロデッキです。

《ミライドンex》の特性「タンデムユニット」で、後続となる《ライコウV》や《ライチュウV》、《テツノカイナex》などをベンチに展開できます。

《ミライドンex》からもう一体の《ミライドンex》をベンチに出し、さらに展開していきます。

《エレキジェネレーター》を使ってエネ加速していくため、《基本雷エネルギー》の枚数が多めになっているのも特徴です。

《ライチュウV》を後半のアタッカーに採用することが多くなっています。

2023年10月27日(金)発売の拡張パック『未来の一閃』で《テツノカイナex》が登場したことにより、苦手としていた非エクデッキ相手にも戦うことができるようになりました

レギュレーション変更により、トラッシュからのエネ加速手段出会った《モココ》が使えなくなり、代わりに《エネルギーシール》の採用が増えています。

エクストラレギュレーションで使用できるカード

2023年10月27日より《回収ネット》が禁止になりました。

過去のポケカ環境

2024年4月

2024年3月

2024年2月

ポケカ2024年2月環境デッキ有利不利・相性相関図

2024年1月前半

次のページで2023年〜の環境を紹介します。



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月間400万PVのTCG専門情報サイト「第二倉庫メディア」の管理人・編集者。

黎明期の遊戯王で初めてトレカに出会い、約25年間で様々なカードゲームを遊んできています。

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