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ポケカのグッズは空打ちできる? ネストボールの裁定【ポケカルール解説】

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ポケカの空打ちとは?

ポケモンカードゲームでは、《ネストボール》《ハイパーボール》を使用した際に、山札から何も手札に加えないという状況が大会でも頻繁に見受けられます。

上記のシチュエーションにもある通り、カードを使用したにもかかわらず、カードの効果を意図的に発動しないことを空打ちといいます。ポケモンカードでは、すべてのカードを空打ちできるわけではなく、一部のカードのみ空打ちが認められているのです。

基本的な覚え方は、《バトルVIPパス》《ネストボール》などの山札やサイドなどの非公開領域に干渉するカードに関しては、空打ちが可能です。

《バトルVIPパス》は、最初の自分の番かつ、ベンチが全て埋まっていない場合のみ空打ちができます。

しかし、《すごいつりざお》《ポケモンいれかえ》などの、バトル場やベンチ、トラッシュで、相手も確認できる公開領域に干渉するカードは、空打ちができません

今後ポケモンカードの大会に出場しようと考えている場合は、押さえておくべきルールになるため、1度勉強しておきましょう。

ポケカのルールについて詳しく知りたい場合は、公式サイトのQ&A検索上級プレイヤー用ルールガイドを利用してください。

ポケカのカードごとに空打ちができるのか解説

《ネストボール》:空打ちできる

自分の山札からたねポケモンを1枚選び、ベンチに出す。そして山札を切る。

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《ネストボール》は、山札という非公開領域からたねポケモンをベンチに出すため、空打ちすることが可能なカードの1枚です。

実際に、上級プレイヤー用ルールガイドにも、山札からカードを選ぶことを指示されたカードについては、1枚も選ばないことができるという裁定が記載されています。

注意点として、すでにベンチがポケモン5匹で埋まっている場合は、《ネストボール》を使用しても意味がないことが相手プレイヤーも確認できるため、《ネストボール》を使用できません。

《ハイパーボール》:空打ちできる

このカードは、自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。
自分の山札からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。

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《ハイパーボール》に関しても、《ネストボール》と同様の理由から空打ちが可能なグッズです。

《ハイパーボール》を空打ちすることにより、手札を一気に3枚消費できるため、手札を減らしたい場合に有効な戦略といえます。

《ヒスイのヘビーボール》:空打ちできる

ウラになっている自分のサイドのオモテをすべて見る。その中からたねポケモンを1枚選び、相手に見せて、この「ヒスイのヘビーボール」と入れ替えて、手札に加える。見たサイドや入れ替えたカードはすべてウラにして切り、サイドとして置く。

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《ヒスイのヘビーボール》は、サイドという非公開領域に干渉するカードになるため、空打ちが可能です。

つまり、サイドにたねポケモンがいた場合でも、あえて加えないという選択ができます。

《森の封印石》:空打ちできない

このカードをつけている「ポケモンV」は、このVSTARパワーを使える。
ポケモンのどうぐは、自分の番に何枚でも、自分のポケモンにつけられる。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。

特性「スターアルケミー」
自分の番に使える。自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。]

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《森の封印石》は、山札という非公開領域に干渉するカードですが、空打ちができないカードです。

空打ちができない理由は、「好きなカードを1枚選び」というテキストにあります。上級プレイヤー用ルールガイドにも記載されていますが、好きなカードを選ぶように指示された場合は、必ず指定された枚数を手札に加えるのがポケモンカードのルールです。

山札に干渉する場合でも、空打ちができないカードがあると覚えておきましょう。

《キバナ》:空打ちできない

このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。
自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。その後、自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。

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《キバナ》に関しても、《森の封印石》と同様の理由から空打ちができないサポートカードです。

また、トラッシュから基本エネルギーを1枚選び、自分のポケモンに付ける能力は、トラッシュという公開領域に干渉しています。

そのため、そもそもトラッシュに基本エネルギーがない場合は、《キバナ》を使用できません。

《エネルギー回収》:空打ちできない

自分のトラッシュから基本エネルギーを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。

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《エネルギー回収》は、トラッシュという公開領域に干渉しているカードになるため、使用して基本エネルギーを選ばないという空打ちはできません

基本エネルギーを2枚までと記載されているため、1枚だけ選択することは可能です。

《きずぐすり》:空打ちできない

自分のポケモン1匹のHPを「30」回復する。

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《きずぐすり》も、バトル場やベンチのポケモンという公開領域に干渉するカードになるため、空打ちができません

公式サイトのQ&A検索にも、HPがまんたんのポケモンに《きずぐすり》は使用できないと記載されています。

空打ちが有効な場面

空打ちは、主に手札を減らしたいときに有効な戦略です

現在の環境では、さまざまなデッキに使用されている《ビーダル》(はたらくまえば)が分かりやすい例といえます。

《ビーダル》

特性「はたらくまえば」
自分の番に1回使える。自分の手札が5枚になるように、山札を引く。

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《ビーダル》の特性「はたらくまえば」は、自分の手札が5枚になるように、山札からカードを引けます。

1枚でも多く山札からカードを引ける方が、必要なカードを手札に加えられる確率が上がるため、要らないグッズやサポートカードを空打ちするテクニックが使用されているのです。



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第二倉庫管理人
第二倉庫管理人
月間400万PVのTCG専門情報サイト「第二倉庫メディア」の管理人・編集者。

黎明期の遊戯王で初めてトレカに出会い、約25年間で様々なカードゲームを遊んできています。

遊ぶだけでなく、これまでにトレカに関わるサービスをいくつか立ち上げたり、データを分析してプレイヤーの理解を深めたりしています。

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