目次
【パオジアンex】デッキ概要
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- 火力
- 4
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- 展開速度
- 3
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- 構築自由度
- 5
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- 安定性
- 4
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- 難易度
- 4
レギュ | G |
タイプ | 「水」タイプ |
弱点 | 「鋼」タイプ |
【パオジアンex】デッキコンセプト・強みと弱み
【パオジアンex】は、2023年4月14日(金)に発売された拡張パック『スノーハザード』に収録されている《パオジアンex》をメインアタッカーにしたデッキです。
《セグレイブ》の特性「きょくていおん」で、手札の《基本水エネルギー》を自分のポケモンに複数枚付けます。
その後、《パオジアンex》のワザ「ヘイルブレード」で青天井のダメージをだし、相手の高HPのポケモンを一撃できぜつさせて戦うのが基本的なデッキコンセプトになります。
強みと弱み
- 《テツノカイナex》との相性が良いため採用しやすい
- 青天井のダメージを狙える
【パオジアンex】は、拡張パック『未来の一閃』に収録されている新規カード《テツノカイナex》と相性が良いデッキタイプです。そのため、環境に影響を与えたほど強力なカードである《テツノカイナex》を無理なく採用できます。
また、《パオジアンex》のワザ「ヘイルブレード」は、自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×60ダメージを与えられます。《基本水エネルギー》が大量に必要ですが、青天井のダメージを狙えるのが強みです。
【パオジアンex】のエネルギー加速手段は、《セグレイブ》の特性「きょくていおん」に依存している構築が主流です。そのため、バトル場の《セグレイブ》や進化元の《セビエ》がきぜつしてしまうと、一気に展開力を失ってしまいます。
また、《頂への雪道》が場にあると、《パオジアンex》の特性が使えなくなるため、手札に《基本水エネルギー》を揃える手段に乏しくなることが弱みです。
【パオジアンex】主要カード・キーカード一覧
《パオジアンex》
【パオジアンex】デッキのメインアタッカー。山札から《基本水エネルギー》をお手軽に加えられる特性と、青天井のダメージを狙えるワザを兼ね備えている強力なポケモンです。
さらに、《パオジアンex》はたねポケモンであることから、攻撃の準備があまり必要ないことも、強さの秘訣といえます。
特性「わななくれいき」
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。自分の山札から「基本水エネルギー」を2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
水水「ヘイルブレード」60×
自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×60ダメージ。
《テツノカイナex》
最近では、【パオジアンex】のサブアタッカーとして《テツノカイナex》の採用が多く見受けられます。
高HPのポケモンは《パオジアンex》できぜつさせ、相手のたねポケモンは《テツノカイナex》のワザ「ごっつあんプリファイ」で倒してください。
雷雷無「アームプレス」160
雷無無無「ごっつあんプリファイ」120
このワザのダメージで、相手のポケモンがきぜつしたなら、サイドを1枚多くとる。
《セグレイブ》
《セグレイブ》は、【パオジアンex】のキーカードです。
特性「きょくていおん」により、手札から《基本水エネルギー》を好きなだけ自分のポケモンにつけられます。
特性「きょくていおん」
自分の番に何回でも使える。自分の手札から「基本水エネルギー」を1枚選び、自分のポケモンにつける。
水水無「バスターテール」130
《ポケストップ》
《ポケストップ》は、自分の山札を上から3枚トラッシュして、その中にあるグッズをすべて、相手に見せて、手札に加えられるカードです。
《大地の器》の登場により、グッズの採用枚数を増やした【パオジアンex】が流行しているため、非常に相性が良いスタジアムカードといえます。
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の山札を上から3枚トラッシュしてよい。その場合、その中にあるグッズをすべて、相手に見せて、手札に加える。
【パオジアンex】基本的な動き
《パオジアンex》でスタート。
1ターン目は、《バトルVIPパス》や《ネストボール》などを使用して、ベンチに《セビエ》や《ビッパ》、《かがやくゲッコウガ》などの、デッキを回すのに必要なポケモンをだしましょう。
後攻であれば、1ターン目からサポートカードを使用できるため、《カイ》で《バトルVIPパス》をサーチする動きが強力です。
手札にエネルギーがあれば、《かがやくゲッコウガ》の特性「かくしふだ」を使用して、ドローを進めていきます。
ベンチの《ビッパ》も、《ビーダル》に進化させて、徐々に盤面を完成させていきます。《ビーダル》の特性「はたらくまえば」や《パオジアンex》の特性「わななくれいき」で、手札に《基本水エネルギー》を集めましょう。
手札に《基本水エネルギー》が集まったら、《セグレイブ》の特性「きょくていおん」を使用します。バトル場の《パオジアンex》には、相手のポケモンを一撃できぜつさせるのに必要な枚数のエネルギーを付けてください。
相手のバトル場にたねポケモンがいる場合は、アタッカーを《パオジアンex》ではなく、《テツノカイナex》にしてワザ「ごっつあんプリファイ」を使用するのがおすすめです。
ワザ「ごっつあんプリファイ」の効果でサイドを2枚取れることから、戦況を優位に進められます。
エネルギーを付けたら《パオジアンex》のワザ「ヘイルブレード」で相手ポケモンをきぜつさせましょう。
3ターン目以降は、《スーパーエネルギー回収》で《基本水エネルギー》を使いまわし、《セグレイブ》でエネルギー加速を行いながら、《パオジアンex》のワザ「ヘイルブレード」を使用します。
上記の流れで、相手よりもサイドを素早く取り勝利を目指してください。
【パオジアンex】デッキ構築のコツ
大会優勝・入賞デッキを参考にする
大会で実績のあるデッキを参考にすると、採用カードの枚数や相性の良いカードなどが分かりやすいです。
入門者向けサンプルデッキレシピ
【パオジアンex】プレイングのコツ・注意点
スタートポケモン
【パオジアンex】デッキでは、以下のスタートポケモンがおすすめです。
《パオジアンex》:特性「わななくれいき」が使用できる
ベンチに《セビエ》を複数枚用意する
【パオジアンex】を使用する場合は、ベンチに《セビエ》を複数枚用意してください。【パオジアンex】で勝つためのキーカードは、《セグレイブ》です。
特性「きょくていおん」
自分の番に何回でも使える。自分の手札から「基本水エネルギー」を1枚選び、自分のポケモンにつける。
水水無「バスターテール」130
【パオジアンex】は、環境デッキとして長い期間君臨しているため、相手も《セグレイブ》がキーカードになることを知っています。《セグレイブ》を出させないために、ベンチの《セビエ》を《ボスの指令》や《カウンターキャッチャー》で狙ってくるでしょう。
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
このカードは、自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いときにしか使えない。
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
そのため、ベンチの《セビエ》がきぜつさせられた場合でも、安定して《セグレイブ》を出せるように、必ずベンチに複数枚の《セビエ》を用意してください。
アタッカーの《パオジアンex》と《テツノカイナex》を上手く使い分ける
【パオジアンex】には、《テツノカイナex》と《パオジアンex》が最近の構築では採用されています。状況に応じて、2種類のアタッカーを使い分けることが、勝利のコツです。
雷雷無「アームプレス」160
雷無無無「ごっつあんプリファイ」120
このワザのダメージで、相手のポケモンがきぜつしたなら、サイドを1枚多くとる。
特性「わななくれいき」
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。自分の山札から「基本水エネルギー」を2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
水水「ヘイルブレード」60×
自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×60ダメージ。
相手のバトル場に、2進化でHPが高いポケモンがいる場合は、《パオジアンex》をアタッカーとして起用しましょう。現在の環境では、《リザードンex》や《サーナイトex》です。
特性「れんごくしはい」
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。自分の山札から「基本炎エネルギー」を3枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。
炎炎「バーニングダーク」180+
相手がすでにとったサイドの枚数×30ダメージ追加。
特性「サイコエンブレイズ」
自分の番に何回でも使える。自分のトラッシュから「基本超エネルギー」を1枚選び、自分の超ポケモンにつける。その後、つけたポケモンにダメカンを2個のせる。(きぜつするポケモンに、この特性は使えない。)
超超無「ミラクルフォース」190
このポケモンの特殊状態を、すべて回復する。
《テツノカイナex》は、【ロストギラティナ】の《キュワワー》や採用率の高い《かがやくゲッコウガ》がバトル場にいる際に、アタッカーとして起用してください。
特性「はなえらび」
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。自分の山札を上から2枚見て、どちらか1枚を選び、手札に加える。残りのカードはロストゾーンに置く。
超無「かいてんアタック」30
特性「かくしふだ」
自分の番に、自分の手札からエネルギーを1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の山札を2枚引く。
水水無「げっこうしゅりけん」190
このポケモンについているエネルギーを2個トラッシュし、相手のポケモン2匹に、それぞれ90ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
《頂への雪道》対策で《ポケストップ》を使用する
《ポケストップ》は、《頂への雪道》を貼り換えられるタイミングで使用するのがおすすめです。
おたがいの場の「ルールを持つポケモン」の特性は、すべてなくなる。
《頂への雪道》を相手に貼られてしまうと、《かがやくゲッコウガ》や《パオジアンex》の特性を使用できなくなります。そのため、ドローできる枚数が減ったり、手札に《基本水エネルギー》を加えられなくなってしまいます。
《頂への雪道》の対策は、スタジアムを貼り換える方法です。
もちろん、自分の理想ムーブを優先して《ポケストップ》を使用するのもおすすめです。しかし、今すぐほしいグッズがなければ、相手が《頂への雪道》を貼ってきたタイミングに使用することで、効果を最大限発揮できます。
《クロススイッチャー》と《キャンセルコロン》のコンボを活用する
【パオジアンex】には、《クロススイッチャー》と《キャンセルコロン》の採用が流行しています。
「クロススイッチャー」は、2枚同時にしか使えない。(効果は、2枚で1回はたらく。)
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。その後、自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。
この番の終わりまで、相手のバトルポケモンの特性は、すべてなくなる。(新しくバトル場に出したポケモンもふくむ。)
《クロススイッチャー》と《キャンセルコロン》のコンボで、相手のベンチに《マナフィ》がいても、《かがやくゲッコウガ》のワザ「げっこうしゅりけん」でベンチのポケモンを狙撃可能です。
《クロススイッチャー》の効果は、2枚同時に使用することでお互いのバトル場とベンチのポケモンを入れ替えられます。《キャンセルコロン》は、相手のバトル場にいるポケモンの効果を一時的に無効にできる強力なカードです。
2枚を組み合わせることで、強力な動きができます。詳しい動きは、下記の記事を合わせて確認してください。