目次
【未来バレット】デッキ概要
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- 火力
- 3
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- 展開速度
- 4
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- 構築自由度
- 4
-
- 安定性
- 3
-
- 難易度
- 5
レギュレーション | H |
特徴 | 多彩なポケモンで弱点をつける |
弱点 | HPが低い |
【未来バレット】デッキコンセプト・強みと弱み
【未来バレット】デッキで狙うことは以下の2つです。
- 未来の《ミライドン》で攻撃しつつエネルギー加速を行う
- 相手のポケモンの弱点を突いて戦う
【未来バレット】では主軸となる未来の《ミライドン》を採用しており、後攻1ターン目で攻撃しつつ、自身のポケモンにエネルギーを加速して戦う構築となっています。
《ミライドン》のもつ「アクセルピーク」は40ダメージと少し低めですが、山札から好きな基本エネルギーを2枚まで好きなポケモンにつけられる点が特徴です。
現環境でも活躍しています。
強みと弱み
- HPの低いポケモンを倒しながらエネルギー加速ができる
- 環境デッキに弱点をつける
【未来バレット】はコンセプトでも書いた通り、未来の《ミライドン》でエネルギーを加速しつつ、環境にいるポケモンの弱点を突きながら勝つデッキとなります。
現環境に位置する《リザードンex》デッキには、草ポケモンの《テツノイサハex》を入れることで一撃で倒すことができたり、《ルギアVSTAR》のデッキに対しては、雷ポケモンの《テツノカイナex》を入れて弱点を付くことで、環境デッキを攻略していくことが可能となります。
- 全体的にポケモンのHPが低め
- ポケモンが攻撃をするために必要なエネルギーが数種類入っているため、エネルギーの管理が難しい
エネルギー管理が難しいと言われる理由は、数種類のエネルギーが採用されているためです。
本来、デッキの中には1種類のみのエネルギーで構築されていますが、この【未来バレット】のデッキには2〜4種類のエネルギーを採用しています。
そのため、攻撃するのに必要なエネルギーがなく、攻撃が打てないといった場合もあるため、エネルギーの管理が難しいと言われています。
【未来バレット】主要カード一覧
《ミライドン》
《ミライドン》は、【未来バレット】のメインとなるポケモンです。
無色1エネで打てるワザ「アクセルピーク」で、後攻1ターン目からひたすら山札からエネルギーを加速していくために採用されています。
また、後述する《テツノカシラex》と合わせることで、進化前のHPの低い相手ポケモンを倒すことも可能です。
無 「アクセルピーク」 40
自分の山札から基本エネルギーを2枚まで選び、自分の【未来】のポケモンに好きなようつける。
雷雷超 「スパーキングアタック」 160
《テツノカシラex》
こちらの《テツノカシラex》も【未来バレット】のメインとなるポケモンです。
特性「コバルトコマンド」は自分の未来のポケモンが使うワザの、ダメージを「+20」してくれます。
そのため《ミライドン》のアクセルピーク(40ダメージ)+20=60のダメージで進化前のポケモン「セビエ」や「ヒトカゲ」、「ビッパ」などを後攻1ターン目で倒せます。
特性「コバルトコマンド」
このポケモンがいるかぎり、自分の「未来」のポケモン(「テツノカシラex」をのぞく)が使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+20」される
超無無 「ツインショーテル」
相手のポケモン2匹に、それぞれ50ダメージ。(このワザのダメージは、弱点・抵抗力と、ダメージを受けるポケモンにかかっている効果を計算しない。)
《テツノカイナex》
同じく《テツノカイナex》も【未来バレット】のメインポケモンとして採用されています。
ワザ「ごっつあんプリファイ」はこのワザのダメージで、相手のポケモンがきぜつしたなら、サイドを1枚多くとれるのが特徴です。
ルールを持っていないHP120の「ビーダル」は本来サイドを1枚しか取れないですが、この技で一撃で倒すことでサイドを2枚取ることができるため、サイドレースを優勢させられます。
下の技、「ごっつあんプリファイ」のワザのダメージで、相手のポケモンがきぜつしたなら、サイドを1枚多くとれる。HPの低いポケモンをバトル場に呼び出して、サイド2枚取りを狙うことができます。
雷雷無 「アームプレス」160
雷無無無 「ごっつあんプリファイ」120
《ブーストエナジー未来》
【未来バレット】で必ず採用されているのが《ブーストエナジー未来》です。
このカードが付いているポケモンの逃げるためのエネルギーがなくなるため、自身のベンチポケモンを簡単にバトル場に出せるようになります。
またこのカード付いているポケモンのバトルポケモンへのダメージが+20されるため、《ミライドン》や《テツノカイナex》などの攻撃の威力をあげることもできるため、相手に合わせた攻撃を繰り出せます。
このカードをつけている「未来」のポケモンは、にげるためのエネルギーがすべてなくなり、そのポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+20」される。
ポケモンのどうぐは、自分の番に何枚でも、自分のポケモンにつけられる。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
《テクノレーダー》
自分の山札から「未来」と名のつくポケモンを2匹選び、手札に加えることができるのこの《テクノレーダー》もおすすめです。
ハイパーボールやネストボールがない時でも、この1枚でポケモン2匹まで持ってこれるため、【未来バレット】にはほとんど採用されています。
自分の手札を1枚トラッシュすることで、自分の山札から「未来」のポケモンを2枚まで選び、手札に加えることができる。
《タウンデパート》
【未来バレット】には「ブーストエナジー未来」や「学習装置」などの多くの「ポケモンのどうぐ」が入っているため、こちらの《タウンデパート》も採用されています。
逃げるためのエネルギーが多い《テツノカイナex》がバトル場に居ても、《タウンデパート》で簡単に「ブーストエナジー未来」つけることができるようになります。
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の山札から「ポケモンのどうぐ」を1枚選び、相手に見せて、手札に加えてよい。そして山札を切る。
【未来バレット】基本的な動き
まずは【未来バレット】のメインポケモンである《ミライドン》からスタートしていきましょう。
《ミライドン》のアクセルピークでエネルギー加速を行うため、後攻を取ることをおすすめします。
スタートは主軸となる《ミライドン》をバトル場に出します。
ネストボールやテクノレーダーを使用して《ミライドン》と《テツノカシラex》をベンチに出していきます。(最初は《ミライドン》が1体、《テツノカシラex》は2体が理想です)
手札にサポートカード《ペパー》があれば、グッズ《テクノレーダー》やポケモンのどうぐ《ブーストエナジー未来》などを持ってくることで、安定して盤面を展開することができます。
《ミライドン》の無色1エネで打てるワザ「アクセルピーク」で、ひたすら山札からエネルギーを加速していきます。
※雷エネルギーが必要なポケモンが多いため、エネルギーを加速する際は、雷エネルギー1枚と他の種類のエネルギーを加速していくことをおすすめします。
相手の盤面によって、展開していくポケモンを変えていきます。
・HPが低いポケモンの場合:《テツノカイナex》をベンチに展開し、ごっつあんプリファイでサイド2枚取るプランが理想です。
・HPが高いポケモンの場合:《ミライドンex》と《テツノカシラex》をベンチに展開します。《ミライドンex》の雷超無で打てる「サイバードライブ」220に《テツノカシラex》の特性「コバルトコマンド」で攻撃の打点を上げてHPの高いポケモンを一撃で倒していきましょう。
《テツノカシラex》の特性「コバルトコマンド」は未来ポケモンに対して+20の攻撃力があがるため、《テツノカシラex》3匹+《ブーストエナジー未来》をつけることで、VSTARポケモンを一撃で倒すことができます。
この流れで、ひたすら《ミライドン》の「アクセルピーク」で様々なポケモンにエネルギー加速を行い、盤面を展開していきます。
※《リザードンex》に弱点を付ける《テツノイサハex》はすぐには出さず、《リザードンex》が育ってきたタイミングで手札からベンチに出すのが理想です。
《ヒトカゲ》が見えた場合は《ミライドン》の「アクセルピーク」で雷エネルギーと草エネルギーを混ぜてベンチポケモンにエネルギーを加速して行きましょう!
【未来バレット】デッキ構築のコツ
大会で実績のあるデッキを参考にすると、採用カードの枚数や相性の良いカードなどが分かりやすいです。
現在《テツノカイナex》を主軸としたデッキが大会などで優勝しておりましたが、今回は多くのポケモンに弱点を突きながら戦い構築のデッキをご紹介します。
また他にも《テツノイバラex》や《テツノイワオex》を採用したデッキも大会などで入賞しているので、色々なポケモンを採用した独自デッキで優勝を目指すのもありですね。
サンプルデッキレシピ
必ずミライドンから始めたいため、《ミライドン》は4枚採用がおすすめです!
60枚 | デッキ |
---|---|
4 | 《ミライドン》 |
4 | 《テツノカシラex》 |
2 | 《テツノカイナex》 |
2 | 《テツノイサハex》 |
1 | 《ミライドンex》 |
1 | 《テツノブジンex 》 |
1 | 《テツノワダチex》 |
4 | 《ブーストエナジー未来》 |
4 | 《テクノレーダー》 |
3 | 《ネストボール》 |
3 | 《いれかえカート》 |
1 | 《カウンターキャッチャ―》 |
1 | 《すごいつりざお》 |
1 | 《エネルギーつけかえ》 |
1 | 《リブートポッド》 |
3 | 《博士の研究》 |
3 | 《ペパー》 |
3 | 《ナンジャモ》 |
2 | 《ボスの指令》 |
1 | 《ポケギア》 |
2 | 《タウンデパート》 |
2 | 《学習装置》 |
5 | 《雷エネルギー》 |
4 | 《超エネルギー》 |
2 | 《草エネルギー》 |
1 | 《鋼エネルギー》 |
【未来バレット】プレイングのコツ・注意点
相手によって出すポケモンを変える
【未来バレット】はその名の通り、相手のポケモンの弱点をつける様々なポケモンが採用されています。そのため相手のポケモンに合わせたポケモンを展開していくことが、勝利への鍵となっていきます。
《ミライドン》の「アクセルピーク」で山札からエネルギーを加速しながら、以下のような後続のポケモンを育てることを意識していきます。
- 相手が《リザードンex》の場合:草弱点をつける《テツノイサハex》を出しましょう。序盤はベンチに出さずに後半に展開します。
- 相手が《パオジアンex》の場合:鋼弱点をつける《テツノワダチ》を出しましょう。《ブーストエナジー未来》と《テツノカシラex》を組み合わせて一撃で倒せます。(※鋼弱点のセグレイブも一撃)
- 相手が《ルギアVSTAR》の場合:雷弱点をつける《テツノカイナex》を出しましょう。こちらも《ブーストエナジー未来》もしくは《テツノカシラex》を展開することでサイド3枚取りが可能です。
- 相手が《アルセウスVSTAR+α》の場合:闘弱点をつける《テツノワダチ》を出しましょう。こちらも《ブーストエナジー未来》と《テツノカシラex》を組み合わせることで一撃で倒せます。
また、《ブーストエナジー未来》と《テツノカシラex》を組み合わせながら、弱点をつける相性の良いポケモンをベンチに展開して行きましょう。
【未来バレット】相性の良いカード
《テツノイワオex》
《アルセウスVSTAR》を一撃で倒せるポケモンです。
《テツノワダチ》
前述での記載した通り、《パオジアンex》や《アルセウスVSTAR》を一撃で倒せるポケモンです。またルールをもつポケモンではないため、サイドが1枚しか取られないため、サイドレースを優位に保つことができます。
《テツノツツミ》
特性の「ハイパーブロアー」が特徴で相手のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替えることができる(バトル場に出すポケモンは相手が選ぶ)、サポート《ボスの指令》に似た様な効果を特性で使える強力なカードです。
《テツノイサハex》
現環境に位置する《リザードンex》を倒すための1枚として採用されています。序盤ではあまり使用せず、リザードンexに進化したタイミングで《テツノイサハex》を出して一撃で倒していく流れとなります。
《テツノブジンex》
《ミュウex》
《ミュウex》の特性「リスタート」は手札が3枚になつように山札を引けるため、手札を充実させる手段の1つとして採用されています。
また、相手のバトルポケモンの技をコピーする「ゲノムハック」を持っているため、リザードンexの「バーニングダーク」などの技もコピーして攻撃できるアタッカーとしても優秀です。
《リブートポッド》
【未来バレット】は数種類のエネルギーが採用されているため、エネルギー管理が難しいです。その際に、この《リブートポッド》のようなカードたちと相性が良いでしょう。
トラッシュにある基本エネルギーを自分の「未来」のポケモンに1枚ずつつけられるため、エネルギーが足りない際に役立つ強力なグッズです。
《ヘビーバトン》
こちらは基本的にテツノカイナexに付けておくと良いでしょう。大切なエネルギーが全てトラッシュに行ってしまうのを防ぐカードとして優秀です。