デュエマのデッキカラーの語源
デュエマはそもそも、マジック:ザ・ギャザリングというカードゲームをモデルとしています。
そのマジック:ザ・ギャザリングでデッキカラーを表す際の呼び方が、そのままデュエマでも使われています。
デュエマの「文明」にあたる概念は、もともとマジックでは「色」として扱われています。
3色カラーの名称の由来の概要
デッキに3色のカードが含まれる場合は、特殊な名称が使われます。
名称の由来はMtGの多色化に影響をもたらしたカードパック「インベイジョン」と「アポカリプス」で登場した3色それぞれに縁のあるカードからなっています。
名称の一覧
名称は全部で以下の10種類。
「友好色」「対抗色」という概念については、後ほど解説します。
友好色
- 光・水・闇→「ドロマー」
- 水・闇・火→「クローシス」
- 闇・火・自然→「デアリガズ」
- 火・自然・光→「リース」
- 自然・光・水→「トリーヴァ」
対抗色
- 火・光・闇→「デイガ」
- 自然・水・火→「シータ」
- 光・闇・自然→「ネクラ」
- 水・火・光→「ラッカ」
- 闇・自然・水→「アナ」
色の関係性
デッキカラーの呼び方の詳細を説明するために、まずは色の関係性の説明をします。
マジックでは、各カラーの配置順が定まっています。
それをデュエマの文明に当てはめるとこちらの図のようになります。
そして、「友好色」「対抗色」という概念があります。
友好色
色の配置図で隣り合った色同士のことです。
例えば、光文明の友好色と言えば自然・水文明のことを指します。
対抗色
色の配置図で離れた色同士のことです。
光文明の対抗色は闇文明・火文明のことを指します。
「友好色」3色カラーの名前の由来
2000年にエキスパンション「インベイジョン」に登場したそれぞれの3色を持つ「上古族ドラゴン」のサイクルの名前からなっています。
サイクルとは、1つのコンセプトに基づいて作られたカード群のことです。
「対抗色」3色カラーの名前の由来
2001年にエキスパンション「アポカリプス」で登場した、各色の対抗色とシナジーするカードからなっています。
MtGの当時の世界観では、それぞれの色で、対抗色の魔法を研究する5つのギルドの名前でもありました。
最後に
というわけで、「アナカラー」や「ドロマー」というのは、もともとはデュエマで使うのではなく、マジック:ザ・ギャザリングで使う用語でした。
名前の由来となる背景も、全てマジックにあります。
デュエマでは3色を表すちょうど良い呼び方がいまだにないため、今日までマジックでの呼び方を便宜的に使用されている状態が続いています。
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