「遊戯王」とは
「遊戯王OCG」は、1999年からコナミデジタルエンタテインメントが制作しているカードゲームです。
「デュエルリンクス」や「マスターデュエル」など、アプリゲームとしての展開もしています。
また海外では「遊戯王TCG」として、日本のOCGとは別に展開されています。
※発行されているカードリストや、禁止カードが異なります。
OCG発売以前には、バンダイから別の遊戯王カードゲーム「遊戯王カードダス」が販売されていました。
遊び方解説動画
効果・ルールに関する質問窓口
公式サイトからユーザーサポートとして、ルールに関するお問合せ窓口を設けています。
カードゲームは効果の処理がわかりづらいことがあります。
分からないことは気軽に問い合わせて疑問を解決し、楽しくプレイしましょう。
試しに遊んでみたい人
遊戯王OCGを遊ぶにはデッキと呼ばれる40〜60枚のカード(場合によって+15〜30枚)が必要です。
最初は安価で始められる「構築済みデッキ」を買うのがおすすめです。
おすすめ構築済みデッキ
慣れてきたらパックで強化
構築済みデッキで遊んでみて、もっと戦術の幅を広げたかったり、新しいカードを手に入れたいときは、パックを買ってみましょう。
中古でシングルカードを購入
目的のカードが決まっている場合は、ショップなどで中古販売されているカードを単品で買うのもおすすめです。
「汎用カード」と呼ばれる、ほとんどどんなデッキにも入れると活躍する強いカードもあります。
がっつり勝負したい人
勝負にこだわりたい方は、現在大会で優勝しているデッキを参考にするのがおすすめです。
おすすめ最強デッキ一覧
おすすめサプライ
カードを保護する「スリーブ」や、場に敷く「プレイマット」を「サプライ」と呼びます。
遊戯王のカードは、ヴァンガードと同じ「ミニサイズ」と呼ばれる大きさです。
ポケモンカードゲームやデュエル・マスターズとは異なるので、スリーブ購入の際は注意しましょう。
大会参加の仕方
初めのうちはカードショップで行われる「遊戯王の日」に気軽に参加してみるのがおすすめです。
毎月参加賞や抽選景品が変わるので気になる方はチェックしておきましょう。
公式サイト
最初は緊張しますが、初心者でも歓迎されますので、あっという間にカードゲーム仲間が増えていきます。
対戦時に初心者だと伝えれば、相手もそのつもりで接してくれるのでお互いにストレスもありません。初めて経験することがあれば、相手に教えてもらいましょう。初心者だと伝えないと、経験者では常識になっている細かい点でコミュニケーションに齟齬が発生してしまいます。
お店のフリースペースで対戦している人がいますが、いきなりそこに声をかけるより、まずは大会に参加する方が心理的ハードルも低いかと思います。
イベントの種類
遊戯王の日
みんなで楽しむカジュアルなフリー対戦会です。
参加賞や抽選景品があります。
- 大会当日にショップへ行き、30分ほど前に受付を済ませる。
※店員に大会に出たい旨を伝えればOK。スタッフのアナウンス待ちになるかも。
※新弾購入が参加費代わり。 - 対戦
- 対戦後、雰囲気が良さそうであれば感想などコミュニケーションを取りカードゲーム仲間を増やしていきます。
ランキングデュエル
参加したり勝つことで獲得できるポイントによる全国ランキング。
強さを追求している人から、自分の好きなデッキで遊びたい人まで様々なプレイヤーが参加します。
各期間の2,000名(全国上位800名とエリア上位1,200名)にラバー製デュエルフィールドがプレゼントされ、また参加賞・上位賞で「トーナメントパック」がもらえます。
スケジュールなどの詳細は公式サイトをご確認ください。
大型大会
年に数回、「YUDT」や「日本選手権」、「YCS」といった大規模な大会が行われることがあります。
非公認大会
ショップや個人の方がメーカーのバックアップなしにイベントを開催することがあります。
イベントによって、事前の申し込みなどが必要になります。
持ち物・準備
- デッキ(裏が透けていないスリーブに入れる)
- コナミカードゲームID(詳細は公式サイト)
- 紙とペン(ライフポイントの計算を残すためにあると良い)
- プレイマット
- 予備のスリーブ
※傷がついていたりすると、イベントの規定違反になる場合があります。新品の予備のスリーブを用意しておきましょう。 - カードの反りを直しておく
※カードが反っているとイベントの規定違反になる場合があります。あらかじめ直しておきましょう。
マナー
挨拶
対戦開始時や終了時、お互いのプレイヤーが気持ちよく対戦するために挨拶しましょう。
宣言をはっきりする
カードの効果を使用する際、無言では相手に伝わりません。
「○○フェイズに入りますが大丈夫でしょうか」「○○の効果で○○します」や「○○で○○に攻撃します」など、はっきり伝えましょう。
相手のカードを勝手に触らない
知らないカードを相手にプレイされたときなど、効果を確認したい時は必ず相手に了承を得ましょう。
シャッフル後のカット
対戦時はデッキをシャッフルすることが何度かあります。
イカサマ防止のためにも、シャッフル後は相手にカット(何枚かのカードを積み直す)してもらうのが一般的です。
最近ではカードに触れずに、上から何枚をカットするか宣言してもらうやり方が多いです。
リミットレギュレーション
遊戯王OCGには、禁止・制限カードと呼ばれる、デッキに入れられないカードや1枚しか入れられないカードなどが存在します。(リミットレギュレーションと呼ばれる公式ルールです)
イベントに参加する前に確認しておきましょう。
専門用語
BO1/BO3
「BO」=Best of
何回勝負かを表しています。
BO1であれば1本勝負。
BO3であれば、「3回勝負で2本先取した方の勝ち」です。(マッチ戦とも呼ばれます)
遊戯王OCGでは、マッチ戦の場合は「サイドデッキ」と呼ばれる最大15枚の、デッキのカードと入れ替えられるカードを用意できます。
オポ落ち/オポ差
「オポ」=オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ(OMW%)
同じ1勝1敗でも、優勝者に勝った1勝と、全敗者に勝った1勝は違うという考え方です。
順位が同率のプレイヤーが複数いる場合に発生します。
スイスドロー形式
勝っても負けても参加者全員が同じ回数だけ試合をする試合方式です。
初戦は抽選などで決まった組み合わせで対戦し、2回戦目は勝利した人同士、負けた人同士で、3回戦目は2連勝の人同士、1勝1敗の人同士、2連敗の人同士で対戦が組まれます。
参加者すべてが同じ数の試合ができ、より同レベルの試合が楽しめる対戦形式で、イベントで最もポピュラーです。
週刊少年ジャンプで連載していた漫画が原作です