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【オラトリオゲンム型 オボロティガウォック】デッキの回し方・展開例・相性の良いカード【入門向け徹底解説|デュエマ】

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ライター情報

【オボロティガウォック】の特徴

  • 火力
    3
  • 速度
    2
  • 構築自由度
    5
  • 使用難易度
    5
  • 守り
    4

【オボロティガウォック】は現在の環境において、構築における自由度を最も多く持つデッキタイプの1つです。

加えて、デッキ名にもなっている《月光電人オボロカゲロウ》の性質上、5cで組まれることが大半であるため、「環境に多数存在するデッキタイプへのメタを搭載する」「自分の好きなギミックを実現する手段として用いる」など、ガチからカジュアルまで幅広く遊べる柔軟性が魅力です。

今回は、最近のCSで入賞者を多く輩出している【オラトリオゲンム型オボロティガウォック】にフォーカスをあてて解説していきます。

【オボロティガウォック】の主なデッキタイプ一覧
  • 【オラトリオゲンム型】・・・《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》に革命チェンジして《禁呪と聖句の決断》、《∞龍 ゲンムエンペラー》を踏み倒す
  • 【オールフォーワン型】・・・《Dの機関オール・フォー・ワン》でティガウォックを破壊して、強力な水文明クリーチャー(《禁時混成王ドキンダンテXXⅡ》や《ニコル・ボーラス》)を立てる
  • 【ビート型】・・・早期決着と火力に寄せるために《天災超邪クロスファイア2nd》や《勝熱英雄モモキング》を採用
  • 【ウサギ団型】・・・「ビート型」に《レアカードハンターウサギ団》+《レッド・マジック》の基盤を積み増して更なる奇襲性と速度を追加

デッキコンセプト・強みと弱み

デッキコンセプト

【オボロティガウォック】は、《月光電人オボロカゲロウ》と《絶海の虎将 ティガウォック》のコンボや、《天災デドダム》からの《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》によって、質の高い手札を溜め込むことが非常に得意です。

手札に集めた《一王二命三眼槍》や《MMM-ジョーキング》、シノビで相手の攻撃を受け切った後、《流星のガイアッシュ・カイザー》からの革命チェンジや、《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》などの強力なギミックで一気に押し返すのがデッキコンセプトとなります。

強みと弱み

強み
  • 豊富な自由枠により、相手に予想されないデッキ構築や動きが可能
    =《「本日のラッキーナンバー!」》などを当てられづらい
  • 手札を潤沢に保ち、要求されるカードが多い強力なコンボを無理なく動かせる
  • 少量のメタカードを大量のドローで引き込めるため、環境への対応力が高い

【オボロティガウォック】は、《月光電人オボロカゲロウ》と《絶海の虎将ティガウォック》、そして《天災デドダム》以外の全てが自由枠とも言われる広大な改造の余地を持っています。

このことから、対戦相手は【オボロティガウォック】側の動きを予想することが非常に困難です。

《とこしえの超人》などの有効なデッキ・タイミングを見極めて出すことでその真価を発揮するメタクリーチャーや、《「本日のラッキーナンバー!」》などの相手のデッキに対する知識を求められるカードを採用しているデッキに対して、構造的に自分のペースを崩されにくくなっています

また、大量にカードを引いては不要なカードを山札の下に返していく【オボロティガウォック】はその性質上、多くのカードを必要とするコンボや、特定のデッキに対するメタカードを少量ずつ採用する「シルバーバレット戦術」との相性が極めて良好です。

シルバーバレット戦術とは

特定の状況でのみ強力なカード、あるいはそれを組み込んだデッキ構築や戦法を、俗にシルバーバレット戦術と呼びます。

環境に強力なデッキタイプが複数種類存在していたとしても、特定のデッキに対して極めて不利というような状況になりにくく、常にチャンスを狙っていけるデッキになっています。

弱み
  • 動き出しが遅く、序盤で強力な動きをされた時に返しきれないことがある
  • 引きムラに左右されやすい
  • 構築・プレイの難易度が高い

【オボロティガウォック】の最初の動きは《月光電人オボロカゲロウ》+《絶海の虎将ティガウォック》または《天災デドダム》で、どちらも3ターン目です。そこからゲームを終わらせるまでにはさらに2ターン以上はかかります。

しかし、【赤青マジック】を筆頭とする現代デュエマのビートデッキは最速で3ターン目にはゲームを終わらせにかかってきます。

そうでなくとも、【黒緑アビス】の3ターン目《「力が欲しいか?」》から《邪幽ジャガイスト》を経由して《望遠テレスコ=テレス》など、強力な動きを早期から繰り出すデッキは多いです。こうした強力な動きに対し、何も出来ずに負けてしまうこともあるでしょう。

【オボロティガウォック】の構築上の強みであるシルバーバレット戦術との相性に着目した場合、デッキには全く異なる役目のカードが複数入っていることになり、必然的に引きムラが生じます。

【アカシックフィオナ】対策に《DG-パルテノン~龍の創り出される地~》を採用していたら、【赤青マジック】との対面でばかり引いてしまって、肝心の【アカシックフィオナ】戦ではろくに引けない、ということはあり得るでしょう。

そもそも、環境に多く存在するデッキに対応できるように構築するには、どのデッキにどんなカードがどのタイミングで、どの程度刺さるのかという知識は必須です。

また、《月光電人オボロカゲロウ》+《絶海の虎将ティガウォック》や《天災デドダム》を早期に決めるためにはデッキ内のカードの色配分にも気を使う必要があります。

こうした条件を勘案してデッキを構築するのは、なかなかに難しいものになるでしょう。

プレイ中にあたっても、早期に相手のデッキタイプを見極めて必要なカードを探しに行ったり、山札の下に送り込んだ1枚積みのカードの位置を覚えておいたりと使用する思考リソースの量は数あるデッキの中でも多くなっています。

【オボロティガウォック(オラトリオゲンム型)】の主要カード

【オラトリオゲンム型オボロティガウォック】の主要カードを紹介します。

《月光電人オボロカゲロウ》

《月光電人オボロカゲロウ》は【オボロティガウォック】のメインギミックを担う1枚です。

自分のマナゾーンにある文明の数だけカードを引き、同じ枚数を山札の下に送る効果で山札を回し、《絶海の虎将ティガウォック》のコスト軽減条件を満たします。

《月光電人オボロカゲロウ》

水文明 (2)
クリーチャー:グレートメカオー 1000
このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにある文明1つにつき、カードを1枚引いてもよい。その後、引いたカードと同じ枚数の手札を、好きな順序で山札の下に置く。

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《絶海の虎将 ティガウォック》

《絶海の虎将 ティガウォック》もまた、【オボロティガウォック】のメインギミックを担うカードです。

このターン中に引いたカードの数だけコストを軽減して召喚することができるため、7と書いてありますが、最低でも6コストです。(ターン開始時にドローしているため)

軽く出てくる高コストのクリーチャーということで、フシギバースや《Dの機関オール・フォー・ワン》のようなコストを参照するギミックと相性が良いです。

現環境においては、ブロッカーであることが非常に強く、特に【赤青マジック】の切札《芸魔王将カクメイジン》に対して強く出ることができます。

《絶海の虎将 ティガウォック》

水文明 (7)
クリーチャー:ムートピア 6000
このクリーチャーの召喚コストを、このターン自分が引いたカード1枚につき1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚まで引く。

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流星のガイアッシュ・カイザー

【オボロティガウォック】における《流星のガイアッシュ・カイザー》は基本的には、主要なメタクリーチャーをすり抜けて0コストで用意できる革命チェンジ元兼対ビートでの時間稼ぎとして運用します。

【オボロティガウォック】ならではのテクニックとして、《絶海の虎将ティガウォック》で相手のメガ・ラスト・バーストを持ったクリーチャーをブロックすることで呪文を踏み倒させ、このカードを起点に大型クリーチャーの展開や革命チェンジを駆使してカウンターする。というものがあげられます。

《流星のガイアッシュ・カイザー》

水/自然文明 (6)
クリーチャー:ブルー・コマンド・ドラゴン/グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター 8000
相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、バトルゾーンに自分の《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。

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《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》

【オラトリオゲンム型】を成立させた立役者の1枚です。《流星のガイアッシュ・カイザー》や《切札勝太&カツキング~熱血の物語~》から革命チェンジすることで、マナゾーンから後述する呪文《禁呪と聖句の決断》を踏み倒します。

登場時のEXライフ能力により、仕留めきれずにターンを返すことになっても身を守ることに貢献してくれるのが良いところです。

《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》

水/自然文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/メガ・コマンド・ドラゴン/グレートメカオー 13000
EXライフ
革命チェンジ:多色のコスト5以上のドラゴン
T・ブレイカー
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コスト6以下の多色の呪文を1枚、自分の手札またはマナゾーンからコストを支払わずに唱えてもよい。
各ターンに一度、自分が多色の呪文を唱えた時、それを墓地から手札に戻してもよい。

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《禁呪と聖句の決断》

【オラトリオゲンム型】の名前になっている看板呪文です。

ブロッカーをコスト制限なしに踏み倒す能力を持つ中では初の多色呪文であり、また文明の指定がないためにブロッカーを持つクリーチャーとしては最強クラスのフィニッシャー《∞龍 ゲンムエンペラー》を踏み倒すことが可能になっています。

他のモードであるクリーチャー破壊とシールド追加も、相手の攻撃を受ける際に有効です。S・トリガー化の条件である「ターン中に自分のクリーチャーを出す」についても、手札を抱え込む【オボロティガウォック】はニンジャ・ストライクを使いやすいという点で親和性があります。

《禁呪と聖句の決断》

光/闇文明 (6)
呪文
このターン中に自分のクリーチャーが出ていれば、自分のシールドゾーンにあるこの呪文に「S・トリガー」を与える。
次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
▶「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札から出す。
▶自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をシールド化し、もう1枚を墓地に置く。

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《∞龍 ゲンムエンペラー》

登場時から数多のデッキのフィニッシャーとして活躍して来た往年の名カードです。

元々《月光電人オボロカゲロウ》と《絶海の虎将 ティガウォック》を展開する都合、【オボロティガウォック】との相性は良好でしたが、《頂上縫合ドギラディス勝3rd》+《禁呪と聖句の決断》のパッケージにより遂に0コストで降臨させることが可能になりました。

一度出てしまえば、戦略のほとんどを5コスト以下のクリーチャー・呪文で成立させている【赤青マジック】や【黒緑アビス】は完全に機能停止。その他のデッキに対しても、下準備を行う低コストカードを白紙に変えることで大幅に動きを遅延させてしまいます。

《∞龍 ゲンムエンペラー》

水/闇文明 (∞)
クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞
<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップし、[水/闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
∞ブレイカー(「∞ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
ブロッカー
コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

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基本的な動き

【オボロティガウォック(オラトリオゲンム型)】

STEP

序盤

《月光電人オボロカゲロウ》+《絶海の虎将 ティガウォック》または《天災 デドダム》を使用して、手札とマナを整えます。

《月光電人オボロカゲロウ》+《絶海の虎将ティガウォック》では水文明のマナが2枚、《天災デドダム》では水・自然・闇文明のマナが1枚ずつ必要です。構築段階で水文明のカードを多く採用するのはもちろんのこと、特に序盤のマナチャージには気を配りましょう。

どちらのルートも取れそうな場合には、相手のマナゾーンを見てデッキを予想しましょう。

例えば、《芸魔王将 カクメイジン》や《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》が置かれていれば、高確率で【赤青マジック】です。

また、《オンソク童子〈ターボ.鬼〉》や《エボリューション・エッグ》が置かれていれば【赤緑アポロ】でしょう。

どちらも3ターン目にはゲームを決めにかかれるほどの高速デッキであり、【オボロティガウォック】側としてはブロッカーで身を守りたいので《月光電人オボロカゲロウ》+《絶海の虎将ティガウォック》でスタートします。

反対に、《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》や《堕呪エアヴォ》が置かれていれば【青黒魔導具】、《電脳の女王 アリス/不埒な再侵入》や《奇天烈シャッフ》が置かれていれば【青黒COMPLEX】である可能性が高いです。

これらのデッキは比較的どっしりと構えて動くタイプのデッキであるため、マナも一緒に伸びる《天災デドダム》でスタートすると《絶海の虎将ティガウォック》の連続召喚などの強い動きが狙え、ゲームを有利に進めやすくなります。

なお、《同期の妖精 / ド浮きの動悸》や《ボン・キゴマイム / ♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》といったカードは、【赤青マジック】と【青黒COMPLEX】、【アナカラージャオウガ】と複数の、かつ全く違うゲーム展開をしようとするデッキに採用されているカードです。

これらのカードが相手のマナゾーンに置かれた場合は、焦らずに他のカードがバトルゾーンやマナゾーンに出てくるまで判断を保留しましょう。

STEP

中盤

相手の攻め手や強い動きにしっかりと対応していく必要があります。

先述したような高速デッキに対しては《裏斬隠 カクシ・レシピ》や《光牙忍ハヤブサマル》といったシノビに加えて《一王二命三眼槍》や《MMM-ジョーキング》のようなダイレクトアタックに反応するカードで身を守りましょう。

しのぎ切ってしまえば、相手に割られたシールドが手札に入るので、一気に逆転勝ちを狙えます。

反対に、どっしりと構えて動くデッキならば《天使と悪魔の墳墓》でマナゾーンからカードを刈り取ったり、《飛翔龍 5000VT》でバトルゾーンを一掃したりと、相手の動きを妨害しながら手札を整えていきましょう。

STEP

終盤

中盤までに整えた手札を使って相手を追い詰めていきます。

相手の踏み倒しに反応した《流星のガイアッシュ・カイザー》または自分で召喚した《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》から《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》に革命チェンジ、ファイナル革命の能力で《禁呪と聖句の決断》から《∞龍 ゲンムエンペラー》を踏み倒しましょう。

一度《∞龍 ゲンムエンペラー》が着地してしまえば、S・トリガーで除去ができる【青黒COMPLEX】や【5C蒼龍】以外のデッキはほぼ完全に沈黙します。一気にゲームを決めてしまいましょう。

もし、相手のデッキに《∞龍 ゲンムエンペラー》を処理できそうなS・トリガーが入っていることが予想される(マナゾーンや墓地に置かれている)場合は、攻撃できるクリーチャーを多めに展開したり、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》を探しに行ったりしてケアするように動いてみましょう。

また、《月光電人オボロカゲロウ》などで入れ替えた山札の順番を覚えておいて、《禁呪と聖句の決断》で《S・S・S》をシールドに埋めるなどで相手にターンを返してもそのまま負けない状況を作っておくのもよいでしょう。

デッキ構築のコツ

大会優勝・入賞デッキを参考にする

大会で実績のあるデッキを参考にすると、採用カードの枚数や相性の良いカードなどが分かりやすいです。

サンプルデッキレシピ

40枚デッキ
4《月光電人オボロカゲロウ》
1《光牙忍ハヤブサマル》
1《ポッピ・冠・ラッキー》
4《天災 デドダム》
1《裏斬隠 カクシ・レシピ》
1《閃勇!ボンバーMAX》
1《天使と悪魔の墳墓》
1《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》
1《一王二命三眼槍》
1《MMMジョーキング》
1《ドラン・ゴル・ゲルス / 豪龍の記憶》
4《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》
1《ドンドン火噴くナウ》
2《流星のガイアッシュ・カイザー》
2《禁呪と聖句の決断》
3《絶海の虎将 ティガウォック》
1《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ / 「未来から来る、だからミラクル」》
2《S・S・S》
1《飛翔龍 5000VT》
1《蒼き団長 ドギラゴン剣》
2《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》
1《時の法皇 ミラダンテⅫ》
1《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》
2《∞龍 ゲンムエンペラー》
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プレイングのコツ・注意点

相手のデッキに応じて、必要なカードを見極める

【オボロティガウォック】は環境に存在するデッキに対するメタカードを多く取り込んでいます。何のデッキに対して、どのようなカードが有効かをしっかり理解するようにしましょう。

例えば《裏斬隠 カクシ・レシピ》は【赤青マジック】の《芸魔隠狐 カラクリバーシ》から《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を踏み倒して《芸魔王将カクメイジン》への革命チェンジを狙う動きに対して、極めて有効に働きますが、【アカシックフィオナ】のような攻撃を行わず、呪文主体のループによって勝利を目指すデッキには全くと言っていいほど効果がありません

マナチャージや《月光電人オボロカゲロウ》の効果を使って、上手く手札から逃がしましょう。

《裏斬隠 カクシ・レシピ》

水文明 (4)
クリーチャー:スプラッシュ・クイーン/シノビ 3000
ニンジャ・ストライク2(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが2枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く)
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

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フィニッシュの仕方に注意する

ゲーム終盤、《∞龍 ゲンムエンペラー》が立ってしまえば多くのデッキは機能不全を起こします。

しかし、【オボロティガウォック】は最終的にはシールドをブレイクしないと勝てないデッキです。

例えば、【青黒COMPLEX】には《時の法皇 ミラダンテⅫ》のロックをすり抜けて《∞龍 ゲンムエンペラー》を除去できるトリガークリーチャー《闇参謀グラン・ギニョール》が2枚程度採用されています。

ゲームを決めにかかる前に、《∞龍 ゲンムエンペラー》を2体バトルゾーンに用意したり、シールドを一枚ずつブレイクして《終末の時計 ザ・クロック》との同時宣言を防いだりと細やかな詰めを心がけましょう。

《時の法皇 ミラダンテⅫ》

光/水文明 (8)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12000
革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。

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複数枚採用するカードはバージョンを分ける

基本的にデュエル・マスターズのデッキでは、複数枚採用するカードはバージョンを統一するのが良いとされています。

これは例えば、《マーダン=ロウ》の能力などで手札を見られた後に、その時手札にあった《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》とは違うバージョンのカードを使ってしまうと、手札にもう1枚《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》があるという情報が相手に伝わってしまう。などのデメリットがあるためです。

ただし、山札を高速で掘り進め、任意の順番に並べ替えてしまう【オボロティガウォック】では少々事情が異なる場合があります。

それは、デッキの中身を把握しやすくすることができる。ということです。

例えば、一度《月光電人オボロカゲロウ》の能力で通常版の《∞龍 ゲンムエンペラー》を山札の下に送った後に相手の《お清めシャラップ》で山札をシャッフルさせられたとしましょう。

その後、20thBシークレットの《∞龍 ゲンムエンペラー》を手札に引き込んだなら、山札の中にはもう一枚の《∞龍 ゲンムエンペラー》がある(=シールドにあって、自力では回収できないという状態にはない)ということが分かります。

この情報を持っておくことで、ゲーム終盤、確実に相手を仕留めるために2枚目の《∞龍 ゲンムエンペラー》を引きに行くのか、あるいは相手に時間を与えないために割り切って攻撃を仕掛けるのかの判断などに活かすことができるのです。

相性の良いカード

《DG-パルテノン~龍の創り出される地~》

クリーチャーを出したり、呪文を唱えたりする行為に回数制限を付けるDGフィールドです。

登場時に1ドローできるためにアドバンテージを失いづらく、1ターンに何度も同じ手順を繰り返すことで勝利しようとするループデッキを1枚で機能停止に追い込みます。

ただし、ゼロ文明である点からマナチャージしづらく、自分の展開を妨げてしまう場合もあるため、採用には注意が必要です。

《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》

無色 (2)
DGフィールド
このDGフィールドが出た時、カードを1枚引く。
すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしか出せない。
すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。

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《得波!ウェイブMAX》

マナ加速+マナ回収と相手のコスト踏み倒しで出て来たクリーチャーを手札に返す2つのモードから選べる便利なS・トリガー付き呪文です。

《絶海の虎将 ティガウォック》と《天災 デドダム》の両方に対応した色が優秀であり、【赤緑アポロ】や【青黒魔道具】のような早期での踏み倒しを多用するデッキを減速させることが可能で、その他のデッキに対してもS・トリガーで使えればそれなりに嬉しい効果になっています。

《得波!ウェイブMAX》

水/自然文明 (4)
呪文:チームウェイブ
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の水のクリーチャーと自然のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。
▶︎自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
▶︎相手は、自身のマナゾーンにあるカードの枚数より大きいコストを持つクリーチャーをすべて手札に戻す。

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《邪神M・ロマノフ》

Mデッキ進化により実質的なスピードアタッカーであり、メテオバーンでマナゾーンから呪文を唱えられるため、1枚でアタック先のクリーチャーを必要としない《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》+《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》として振る舞うことが可能です。

《邪神M・ロマノフ》

火文明 (5)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 3000+
Mデッキ進化−自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。表向きにした残りのカードを自分の墓地に置く。表向きにしたカードの中にクリーチャーが1枚もない場合、このクリーチャーを手札に戻し、表向きにしたカードをすべて墓地に置く。
メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、火か闇のコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分のマナゾーンから唱える。
G・リンク《邪神R・ロマノフ》または《邪神C・ロマノフ》の左横。

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《砕慄接続 グレイトフル・ベン》

《禁呪と聖句の決断》から出力可能な大型ブロッカーです。

マナゾーンからクリーチャーを召喚できるようにする能力が相手ターン中でも効果を発揮するデザインになっているため、《流星のガイアッシュ・カイザー》やシノビをマナゾーンから宣言・使用することができます。

特に《光牙忍ハヤブサマル》は多くの場合、自身をブロッカーにして相手の攻撃を防いだ後墓地に行くため、こちらの登場時能力でマナゾーンに送って使い回すことが可能で、相性抜群です。

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》

光/闇/自然文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/キング・コマンド・ドラゴン/ガイア・コマンド 13000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
ブロッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の墓地のカードをすべて、タップしてマナゾーンに置いてもよい。
各ターンに一度、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。それがディスタスならコストを支払わずに召喚する。

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《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》

鬼タイムと《流星のガイアッシュ・カイザー》の軽減により、最低2コストで召喚できるカウンター時の最終兵器です。

もし、それまでに1体もクリーチャーを展開できていなくても鬼エンドの追加ターンを発動できれば《流星のガイアッシュ・カイザー》のW・ブレイクと合わせてダイレクトアタックまで持ち込むことができます。

《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》

闇/火文明 (12)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000
スピードアタッカー
T・ブレイカー
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。
<鬼エンド>このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、追加ターン中でなければ、このターンの後にもう一度自分のターンを行ってもよい。そうしたら、そのターンの終わりに自分のクリーチャーをすべて破壊する。

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2024年からライターとして活動開始。以来、《怒流牙忍法次元隠しの術》の素晴らしさを広めるべく、《大神砕グレイトフル・ライフ》の背中に乗ったまま執筆道を邁進している。座右の銘は、「相手のターンに《邪帝遺跡 ボアロパゴス》を誘発させて出す《電流戦攻セブ・アルゴル》から出る《勝利のプリンプリン》が一番味するわな。」