【緑ウタ】の特徴
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- 火力
- 4
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- スピード
- 2
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- 守り
- 2
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- 逆転
- 5
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- 難易度
- 3
特徴 | 緑/ビートダウン・ミッドレンジ/パワー5000/ライフ5枚 |
収録 | スタートデッキ『Side ウタ』 |
デッキコンセプト・強みと弱み
【緑ウタ】は、2023年10月7日に発売のスタートデッキ『Side ウタ』に収録されている「5ライフ/パワー5000」の単色リーダー《ウタ》ST11-001を使用したデッキです。
《ウタ》ST11-001の効果は、デッキの1番上が特徴「FILM」を持つカードなら手札に加えられる能力です。そのため、デッキは必然的に特徴「FILM」を持つカードで構成するコンセプトとなるでしょう。
デッキカードの大多数を特徴「FILM」のカードにすることで、実質毎ターンサーチができるため、リソース勝負のロングゲームに強いリーダーです。
特徴「FILM」を持つキャラカードで、中盤からビートダウンを行い、勝利を目指します。
強みと弱み
- リーダーのサーチ効果でリソース不足になる可能性が低い
- 《逆光》ST11-003や《新時代》ST11-004などの強力なサポートイベントカードとシナジーが抜群
【緑ウタ】デッキの強みは、《ウタ》ST11-001のリーダー効果によって、実質毎ターンサーチを行える点です。そのため、リソース不足になる可能性が低く、終盤でも息切れしないでゲームを進められます。
また、スタートデッキ『Side ウタ』には、《逆光》ST11-003や《新時代》ST11-004などの強力なサポートイベントカードが多数収録されています。上記のイベントカードは、基本的にリーダーがウタの場合のみ使用できるため、シナジーが抜群といえるでしょう。
- 非カウンター値のカードが多く採用されているため相手の攻撃を防ぎにくい
- リーダーの能力で特徴「FILM」を大量に採用することからデッキの自由度が低い
【緑ウタ】デッキは、豊富なサポートカードやFILMを主体としたデッキを組む際に必須となる《ナミ》OP02-036や《モンキー・D・ルフィ》OP02-041を4枚採用します。
《ナミ》OP02-036や《モンキー・D・ルフィ》OP02-041は、カウンター値を持たないカードとなるため、イベントカードと合わせるとデッキのほぼ半数が非カウンター値のカードで構成されているのが弱点です。
また、リーダー効果を有効的に活用するためには、特徴「FILM」を持つカードの採用が必然的に多くなります。そのため、デッキの自由度が低く、これから緑の強いカードが登場した場合でもデッキに採用しづらいといえます。
【緑ウタ】主要カード・キーカード一覧
《ウタ》ST11-001
ライフ5/パワー5000の標準的なスタッツを持つ緑の単色リーダー。
アタック時にデッキの1番上が特徴「FILM」を持つカードなら手札に加えられるため、リソースの確保に困らないリーダーです。
緑 FILM
【ドン!!×1】【アタック時】【ターン1回】自分のデッキの上から1枚を公開し、特徴《FILM》を持つカード1枚までを、手札に加える。その後、残りをデッキの下に置く。
《ウタ》ST11-002
《ウタ》ST11-002は、非カウンター値のカードを多く採用している【緑ウタ】デッキにおいて、序盤からライフを守れるブロッカー能力を持ったカードです。
中盤から終盤にかけては、自分のイベントカードを捨てることで、特徴「FILM」を持つキャラを1枚アクティブにできます。
緑 FILM
【ブロッカー】(相手のアタックの後、このカードをレストにし、アタックの対象をこのカードにできる)
【自分のターン終了時】自分の手札からイベント1枚を捨てることができる:自分の特徴《FILM》を持つキャラ1枚までを、アクティブにする。
《新時代》ST11-004
《新時代》ST11-004は、自分のリーダーがウタの場合に、特徴「FILM」を持つカードを実質0ドン!!でサーチできるイベントカードです。
ドン!!を使用しないでサーチできるため、序盤の安定性を高め、終盤に必要なカードをサーチできます。そのため、【緑ウタ】デッキでは4枚必須のカードといえるでしょう。
緑 音楽/FILM
【メイン】自分のリーダーが「ウタ」の場合、自分のデッキの上から3枚を見て、「新時代」以外の特徴《FILM》を持つカード1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番でデッキの下に置き、自分のドン!!1枚までを、アクティブにする。
《逆光》ST11-003
2コストで使用できる《逆光》ST11-003は、相手のレストの5コスト以下をKOできる効果を持ったカードです。
盤面に干渉するカードが少ない【緑ウタ】デッキでは、相手キャラを処理する貴重な1枚といえます。《逆光》ST11-003も、自分のリーダーがウタの場合のみ使用できます。
緑 音楽/FILM
【メイン】自分のリーダーが「ウタ」の場合、以下から1つを選ぶ。
・相手のコスト5以下のキャラ1枚までを、レストにする。
・相手のレストのコスト5以下のキャラ1枚までを、KOする。
《モンキー・D・ルフィ》OP02-041
《モンキー・D・ルフィ》OP02-041は、パワー7000ながらブロッカー能力を持っているため、攻撃でも守りでも頼りになるFILMのキャラカードです。
登場時に、手札から特徴「FILM」を持つ4コスト以下のキャラを登場させられます。能力を効果的に使用して、盤面に打点を横並びしていきましょう。
緑 FILM/超新星/麦わらの一味
【ブロッカー】(相手のアタックの後、このカードをレストにし、アタックの対象をこのカードにできる)
【登場時】自分の手札からコスト4以下の特徴《FILM》か《麦わらの一味》を持つキャラカード1枚までを、登場させる。
基本的な動き
序盤は、《ナミ》OP02-036の登場時効果や《ウタ》ST11-001のリーダー効果で特徴「FILM」を持つカードを手札に加えていきましょう。
手札に《新時代》ST11-004がある場合は、実質0コストで使用できるため、積極的に使っていきましょう。
《ウタ》ST11-001のリーダー効果を使用するためには、1ドン!!を付ける必要があります。また、《ナミ》OP02-036の効果を使用するためには、1ドン!!をレストにしなければならない点に注意しましょう。
中盤は、《逆光》ST11-003の効果や《ウタ》ST11-001にドン!!を付けながら、相手の盤面を除去します。
手札から《私は最強》ST11-005を使用すれば、リーダーの《ウタ》ST11-001がアクティブになるため、盤面を処理した後に相手ライフを攻撃する動きも可能です。
《私は最強》ST11-005は、自分のリーダーかキャラをターン中にパワー+1000するトリガー能力を持っています。
序盤にライフから《私は最強》ST11-005が出た場合は使用せず、《ウタ》ST11-002の能力のコストやリーダーに使用する動きがおすすめです。
中盤のキーカードは、《ブルック》OP02-040です。《ブルック》OP02-040は、登場時に手札から3コスト以下の特徴「FILM」を持つカードを場に出せます。
《ブルック》OP02-040効果で、《ナミ》OP02-036だしてサーチする動きや《ウソップ》OP02-028をだして打点を並べる動きが強力です。
終盤は、盤面に並べたキャラでリーダーを攻撃し、手札のリソース差を開いていきましょう。
《モンキー・D・ルフィ》OP02-041は、パワー7000で特徴に「FILM」を持つブロッカーのキャラカードです。自分のターンは、積極的に《モンキー・D・ルフィ》OP02-041で攻撃し、《ウタ》ST11-002や《バルトロメオ》P-029の効果でアクティブに戻して盤石の体制を整えましょう。
【緑ウタ】に9~10コストの大型フィニッシャーは採用されていないため、打点5000~7000のキャラでビートダウンをして勝利を目指します。
デッキ構築のコツ
大会優勝・入賞デッキを参考にする
大会で実績のあるデッキを参考にすると、採用カードの枚数や相性の良いカードなどが分かりやすいです。
入門者向けサンプルデッキレシピ
リーダー |
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《ウタ》ST11-001 |
プレイングのコツ・注意点
マリガンの基準を決める
【緑ウタ】デッキを使用する場合は、事前にある程度のマリガン基準を定めておくのがおすすめです。
マリガン基準のおすすめは、《新時代》ST11-004や《ナミ》OP02-036などの序盤に使用できるサーチカードです。この2枚が用意できれば、2~3ターン目は、理想的な動きができるでしょう。
緑 音楽/FILM
【メイン】自分のリーダーが「ウタ」の場合、自分のデッキの上から3枚を見て、「新時代」以外の特徴《FILM》を持つカード1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番でデッキの下に置き、自分のドン!!1枚までを、アクティブにする。
緑 FILM/麦わらの一味
【登場時】/【アタック時】➀(コストエリアのドン‼を指定の数レストにできる):自分のデッキの上から3枚を見て、「ナミ」以外の特徴《FILM》を持つカード1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番でデッキの下に置く。
ほかには、【緑ウタ】は非カウンター値のカードが多く採用されているため、初期手札の段階で+1000や+2000のカウンター値を持つキャラカードを優先的に確保しましょう。
《逆光》で相手のブロッカーを優先的に除去する
《逆光》ST11-003は、2コストで相手のレストの5コスト以下をKOできる非常に強力なイベントカードです。
緑 音楽/FILM
【メイン】自分のリーダーが「ウタ」の場合、以下から1つを選ぶ。
・相手のコスト5以下のキャラ1枚までを、レストにする。
・相手のレストのコスト5以下のキャラ1枚までを、KOする。
《逆光》ST11-003は、むやみに使うのではなく、相手のブロッカーに対して優先的に使用してください。
【緑ウタ】は、ドン!!を複数枚付けたリーダーを《私は最強》ST11-005の効果でアクティブにして2回攻撃する動きが強力です。相手の盤面にブロッカーがいると、せっかくの高打点攻撃が簡単に防がれてしまいます。
緑 音楽/FILM
【メイン】自分のリーダーの「ウタ」1枚までを、アクティブにする。
【トリガー】自分のリーダーかキャラ1枚までを、このターン中、パワー+1000。
そのため、リーサルを狙う段階や相手の盤面に処理したいキャラがいてブロッカーに守られている場合など、適材適所で《逆光》ST11-003を使用しましょう。
特に環境TOPの【紫ルフィ】相手では、5コストでブロッカーの《ユースタス・キッド》OP05-074や《クイーン》ST04-005がほぼ採用されているため、狙い撃ちしてください。
紫 キッド海賊団
【ブロッカー】
【自分のターン中】【ターン1回】自分の場のドン!!がドン!!デッキに戻された時、ドン!!デッキからドン!!1枚までを、アクティブで追加する。
紫 百獣海賊団
【ブロッカー】(相手のアタックの後、このカードをレストにし、アタックの対象をこのカードにできる)
【登場時】ドン!!-1(自分の場のドン!!を指定の数ドン!!デッキに戻すことができる):カード2枚を引き、自分の手札1枚を捨てる。
《バルトロメオ》や《ウタ》のアクティブにする効果を有効活用する
【緑ウタ】デッキで、盤面の展開力とブロッカー能力による防御を担う強力なカードが、《モンキー・D・ルフィ》OP02-041です。《モンキー・D・ルフィ》OP02-041は、登場時に4コスト以下で特徴「FILM」を持つキャラカードを場に出せます。
緑 FILM/超新星/麦わらの一味
【ブロッカー】(相手のアタックの後、このカードをレストにし、アタックの対象をこのカードにできる)
【登場時】自分の手札からコスト4以下の特徴《FILM》か《麦わらの一味》を持つキャラカード1枚までを、登場させる。
《モンキー・D・ルフィ》OP02-041の効果で《ブルック》OP02-040を登場させれば、《ブルック》OP02-040の効果も相まって、一気に3枚のキャラカードを盤面に並べられます。
緑 FILM/麦わらの一味
【登場時】自分の手札からコスト3以下の特徴《FILM》か《麦わらの一味》を持つキャラカード1枚までを、登場させる。
しかし、パワー7000の《モンキー・D・ルフィ》OP02-041をブロッカーという理由でアタックさせないと、盤面やライフレースで負けてしまうことが考えられます。
《モンキー・D・ルフィ》OP02-041には、《バルトロメオ》P-029や《ウタ》ST11-002のターン終了時にアクティブに戻す効果を使用しましょう。これにより、攻守ともに活躍できる1枚となります。
緑 FILM/超新星/バルトクラブ
【自分のターン終了時】このキャラをレストにできる:自分の「バルトロメオ」以外の特徴《FILM》を持つキャラ1枚までを、アクティブにする。
緑 FILM
【ブロッカー】(相手のアタックの後、このカードをレストにし、アタックの対象をこのカードにできる)
【自分のターン終了時】自分の手札からイベント1枚を捨てることができる:自分の特徴《FILM》を持つキャラ1枚までを、アクティブにする。
《バルトロメオ》P-029や《ウタ》ST11-002のアクティブにする効果は、序盤から中盤で《ナミ》OP02-036に使用するのもおすすめです。
攻撃時にサーチする《ナミ》OP02-036は、次のターンで相手に狙われやすいですが、アクティブにすることで処理されにくくなり、自分のターンで再度サーチ効果を使用できます。
緑 FILM/麦わらの一味
【登場時】/【アタック時】➀(コストエリアのドン‼を指定の数レストにできる):自分のデッキの上から3枚を見て、「ナミ」以外の特徴《FILM》を持つカード1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番でデッキの下に置く。
ロングゲームを意識する
【緑ウタ】は、《ウタ》ST11-001のリーダー効果による永続的なリソースの確保が売りのデッキです。そのため、序盤から相手ライフの攻撃を意識するのではなく、盤面の処理を優先的に行いましょう。
緑 FILM
【ドン!!×1】【アタック時】【ターン1回】自分のデッキの上から1枚を公開し、特徴《FILM》を持つカード1枚までを、手札に加える。その後、残りをデッキの下に置く。
中盤から終盤にかけて相手のリーダーとキャラを、相手のパワーより+2000程度になるように攻撃して、手札のリソースを削っていきます。
相手の手札リソースを削りながら、自分はリソースを確保して、手札の枚数で勝つことが【緑ウタ】では、大切な戦略となります。