『推しの子』とは
2020年4月より週刊ヤングジャンプにて連載されている人気漫画『推しの子』。
2023年4月から6月まで放送されたアニメ『推しの子』は放送後常にトレンド上位に載ることや、YOASOBIによるOP『推しの子』が大ヒットを記録する等話題性が非常に高いタイトルです。
【推しの子】デッキコンセプト
【推しの子】デッキは、主に【門扉】、【8門】、【8枝】の3種類のデッキタイプが存在します。
それぞれサンプルデッキレシピとコンセプトを紹介します。
【門扉】
思い出の枚数が貯まりやすいため、強力な山札を作りやすいのが強み。
《”B小町”アイ》や《ピーマン体操 有馬かな》等の効果で思い出を貯めて《輝くステージへ ルビー》の連動で詰めるデッキタイプです。
【8門】
一度展開した盤面が残った場合かなり試合が優位に進むのが強み。
序盤に《お仕事デート 黒川あかね》の効果でハンドの質を上げながら中盤に《お仕事デート アクア》の効果で《プロファイリング 黒川あかね》《完璧なトレース 黒川あかね》の早期着地を目指すデッキです。
【8枝】
デッキ全体の安定感が非常に高いのが強み。
序盤は《恋に落ちた瞬間 有馬かな》のCXコンボや《”B小町”ルビー》の集中を使用してリソースを確保しつつ終盤に《”B小町”有馬かな》の多面展開でゲームを決めるデッキです。
【8枝】基本的な回し方
以下の理由から、【8枝】デッキをピックアップして紹介します。
マリガン
基本的にレベル0のカードとCX《今日は甘口で》を1枚残して全てマリガンするのが良いでしょう。
レベル0
序盤は《暗闇の、その先へ アクア》の効果を使いアタッカーを温存しつつ、集中等の効果でレベル1のCXコンボで使うキャラ《恋に落ちた瞬間 有馬かな》を集めていきましょう。
また、経験デッキなのでレベルが上がる場合に2以上のキャラをレベル置き場に置くようにしましょう。
レベル1
《恋に落ちた瞬間 有馬かな》のCXコンボで中盤以降に使うカードを集めていきます。
レベル2
《センター争奪戦 ルビー》や《”B小町”MEMちょ》等を使用して盤面を制圧していきます。
また、《ぴえヨンの正体 アクア》の効果で《箱推し アクア》を出すことができるので登場しておくとよいでしょう。
使えるカードの選択肢がかなり増えますが、レベル3で使うコストをある程度残すように気を付けます。
レベル3
《”B小町”有馬かな》の多面展開で相手のリーサルを狙います。
《箱推し アクア》の効果で相手の山札を見てレベル0かCXなら下に置くと良いでしょう。
デッキ構築のコツ
デッキの軸となるカードがいくつかあるのでそのカードに合った効果を持つキャラを入れていくとよいでしょう。
デッキの枚数に困った場合は《演技に込める想い 黒川あかね》や《暗闇の、その先へ アクア》を調整枠にすると良いです。
プレイングのコツ・裁定・注意点
経験デッキのため、レベル置き場にレベルが高いカードを置き忘れると効果が使えないので要注意です。
また、経験に失敗した場合は《年齢詐称 MEMちょ》を使用してリカバリーすることも可能です。
手札に《演技に込める想い 黒川あかね》を常に一枚持っておくと手札の自由度がかなり上がるので序盤~中盤に回収効果等で集めておくと便利です。
弱点と対策
レベル0~1のパワーが他のデッキと比べて低いため、基本的に盤面のキャラが次のターンに帰ってこないのが弱点です。
集中や《暗闇の、その先へ アクア》の効果で手札の枚数を維持しつつ序盤は相手に打点を入れる事を意識するのが良いでしょう。
採用カード解説
レベル0:18枚
《演技に込める想い 黒川あかね》4枚
パワーが低いですが登場時に手札の入れ替え効果と条件達成時ストックブーストができるカードです。
主に序盤で使いますが、後半にこのカードを持っていると手札のコストが重くなった際に手札が入れ替えられるので便利です。
《暗闇の、その先へ アクア》4枚
アタック時2回トリガーチェックと相手ターン中に他キャラがアタックされた場合に思い出に送ってアタックされたキャラを手札に戻す効果があります。
序盤にこのカード+登場時やCXがついているキャラを前列に出して他のキャラを戻す行動が非常に強力です。
また、後列にこのキャラを置いて、相手のリバース時効果に対してのメタカードとして置いておくことができることもポイントです。
《年齢詐称 MEMちょ》3枚
レベル置き場にこのカードがあるとレベルが3になるという特徴を持ったカードです。
このカードのおかげで経験デッキですが、事故率が大きく減少しています。
経験が達成していた場合でも下の効果で山札を削りつつ欲しいカードに触れるので使用することもあります。
《”B小町”ルビー》3枚
集中を持っています。
ヒットする度に手札が増える事やメインフェイズ中に欲しいカードに触れることが強みです。
集中は基本的にゲームに慣れるまでは毎ターン1回打つのをオススメします。(手札維持が難しいゲームなため)
《憧れのアイドルを目指して ルビー》2枚
登場時CXを入れ替える事ができるカードです。
基本的にCX入れ替えには+1コスト必要なのですが、枝しか交換できないという制約によってノーコストになりました。
《ぴえヨンの正体 アクア》2枚
序盤は手札を増やす効果を使いつつ中盤に思い出に飛んでレベル2のキャラと入れ替わる効果が使えるのが強力です。
コストが余っている場合は下のテキストを使うのも良いでしょう。使いすぎるとコストがなくなるので要注意。
レベル1:7枚
《恋に落ちた瞬間 有馬かな》4枚
レベル1のCX連動カードです。
条件を達成すると手札を入れ替えながら増やすことができるので非常に強力です。
また、パワーも単体で7000+CXで1000上がって8000あるため、相手の強いレベル1でも触れるのが強いです。
《白く眩しい光 有馬かな》2枚
アタック時にCXが置いていると2枚ルックとキャラ1体にパワーパンプ効果を持っています。
レベル1の連動キャラと組み合わせると最大で踏めるパワーラインが大きくあがります。
《PV撮影 有馬かな》1枚
相手の早出ししたキャラを除去する能力とキャラ1体に選ばれない効果を付与する能力を持っています。
基本的に上の効果を使いますが、下の効果で相手の早出しメタカウンターや防御札を防ぐことが可能です。
レベル2:7枚
《センター争奪戦 ルビー》3枚
「”B小町”MEMちょ」と一緒に出すと強力なカードです。
セットで出して盤面を制圧していきましょう。基本的にレベル3になるまで手札アンコールを使い続けて良いと思います。
《箱推し アクア》2枚
レベル応援や指定ネームキャラがアタックした時の効果を複数もっています。
このカードが出るとパワーラインで優位に立ちやすいので中盤に立てておくと良いでしょう。
上の効果は中央にしか付与されないので注意。
《初めて、一番最初 アクア》1枚
早出しメタカウンターです。
相手の早出ししてきたレベル2や3を除去することができます。
思い出に送るため、相手はそのキャラの再利用が出来ないのが強力です。
ただし、コストが重いので使うタイミングは少し難しいです。
《本番前 ルビー》1枚
相手をリバースさせたら思い出に飛ばすカウンターです。
カウンターの数値が3000なため、同レベル対決の場合大抵返すことが可能です。また、少し難しいですが、相手のキャラの効果を防ぐことができるタイミングがあるのでそういったタイミングに使うこともあります。(主にアタックの終了時に効果が発生するキャラや、盤面のキャラの数を参照するカードに対して有効です。)
レベル3:10枚
《”B小町”有馬かな》4枚
このデッキのフィニッシャーです。
軽いコストで連動を使用できるのが強みです。(3面連動の場合7コストあれば使用可能です。)
キャンセルされないと使えないため、不確定要素が強いですがそれに見合った効果を持っていると思います。
《”B小町”MEMちょ》4枚
早出し効果を持っているレベル3です。
登場時に選択できる効果がどちらも強力なので状況に応じて使い分けましょう。
経験のため、1~2枚はレベル置き場に置いても問題ありません。
《揺れ動く乙女心 有馬かな》2枚
登場時相手のキャラを戻す効果とストックブーストを持っています。
相手の強力なレベル3等を除去できるので電源対面等で使っていきたいです。
相手によっては使うことがないので使わない対面ではレベル置き場に置きましょう。
CX:8枚
《今日は甘口で》4枚、《その視線の先に》4枚
基本的にトリガーした場合ストックが欲しいのでストックブーストを選択するのが良いでしょう。
相性の良いカード一覧
《JIFへの道 MEMちょ》、《ファーストステージ》
《JIFへの道 MEMちょ》の効果でCXトリガー時に《ファーストステージ》が回収できるようになります。
イベントの効果でCXをサーチしたりストックブーストができるため、終盤の選択肢が広がります。
《新人アイドル 有馬かな》、《再共演 黒川あかね》
序盤のアタッカーが欲しい場合に採用したいカードです。