駿河屋のトレカタイムセール

「マジック:ザ・ギャザリング」風のカードを自動生成できるAI「Urzas.ai」が誕生【MtG速報】

記事の感想をコメントしよう! 0

カナダのCohereがAI「Urzas.ai」を開発

自然言語処理モデル「Cohere」などを開発する、カナダのCohere社は5月19日(現地時間)、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」(MtG)風のカードを自動生成できるAI「Urzas.ai」を作成したと発表しました。

好きな言葉をカード名に入力するだけで、イラストやテキストなどを自動で生成できます。

フレーバーテキストも生成されるようで、カード好きはとても楽しめるツールになっています。

「Urzas」公式サイト(http://urzas.ai/)

《second storage》を作ってみました

このサイトのドメイン名であるsecond storageで、カード名を入力すると、以下のカードが生成されました。

《second storage》

(1)(水)
インスタント
マナ総量が1のクリーチャー・カードを対象とする。それを追放する。その後、そのカードをオーナーのライブラリーの一番下に置く。

when the mad scientists studied their experiments, the Farseekers realized that the theory behind their plan was faulty.

今後の展開

このAIを開発したメンバーの1人、Cohere社の共同創業者であるニック・フロスト(Nick Frosst)氏によると、テキスト生成には「Cohere」、画像生成にはカナダの「WOMBO」が作った画像処理モデルを使ったとしています。

Cohereモデルには、MtGの開発元である、米Wizards of the Coastが制作した全てのカードのデータセットを反映しているとのことです。

ニック氏は「このサイトにはGPUもなく、CohereとWomboにリクエストを出すだけです。これこそがAI開発の未来だと思っています。」とし、「最先端のニューラルネットは、個人がホスティングするには大きすぎることがほとんどです。なので自分でホストはせず、CohereやWOMBOのようなホストされたAPIにリクエストを出すだけになっていくでしょう」とコメントしています。



シェアしてサイト継続を応援

在宅ライター募集中!

当サイトでは、一緒に記事を作成してくれる方を募集しています!
お気軽にお問い合わせください。

・学歴不問
・ライティング未経験歓迎
・フルリモート

コメントを残す

15 − ten =

ABOUT US
第二倉庫管理人
第二倉庫管理人
月間400万PVのTCG専門情報サイト「第二倉庫メディア」の管理人・編集者。

黎明期の遊戯王で初めてトレカに出会い、約25年間で様々なカードゲームを遊んできています。

遊ぶだけでなく、これまでにトレカに関わるサービスをいくつか立ち上げたり、データを分析してプレイヤーの理解を深めたりしています。

このサイトでは、ツイッターの話題を中心に取り上げ、読者が楽しめるだけでなく、元アカウントがより広く認知されることで、業界の活性化に繋がればと思っています。

取り上げてほしい話題があれば記事にしますので、お気軽にTwitterのDMなどでご連絡ください。